予報に反してナイスな天気の週末でしたね。

 乗鞍高原で開催された、日本「初」のエンデューロレースも大成功のうちに終了したようです。

 このイベントを通して、エンデューロという競技が広がっていくといいな。

 ちょっと間違えると「ラリー」になっちゃったり、下りでタイムを測るだけの「クロカン」になっちゃうけど、

 エンデューロという競技、コンセプトにのっとって、あとはニッポンなりの味を加味して楽しい競技になっていってほしいです。

 
 さてさて、日本唯一のマウンテンバイク専門誌である「MTB日和」が、なんと20号をリリース!

 創刊号から一貫しての「入門者目線」は、ほんとに好感が持てます。

 今回もやさしい感じの誌面がいっぱい。脱初心者向けの「コア」な企画も毎回ありますが、入門者目線はずっと続けてほしいです。

 そして、MTB日和とは別に、ドップリとマウンテンバイクに浸かっている人のための雑誌(紙の媒体ね)が、そろそろ、そろそろ、必要かと。


 もしかしてだけど~、もしかしてだけど~、

 これって秋雨前線突入しちゃったんじゃないの~?

 かなり、オレの夏は終わった感ありありな天気が続いています、そして続きそうです。

 今年は「記録的」な自然現象、特に天候ばかりなので、もう驚きません。でも、もういいです。いらないですから、記録的な、は。 予想を上回ったりしなくてもほんといいです。

 オレの夏が終わった的な方も、もしかしたら多いかもしれませんが、ほら、もうすぐトレイルシーズンが待ち受けている~。と思えば乗り切れるか。

 でも、自転車屋さんにとって、今年もやってきちゃうんですね、魔の展示会シーズンが!

 今年も来週からスタートDEATH。はあ~ッ。

 でもね、成熟した27.5ホイールモデル、エンデューロ系、ちょっと気になるモデルが結構あったりします。ちょっと気になる2015シーズンです。

 先日パーツの加工をお願いした、ナカザワさんのお客様で金属加工のお仕事をされている国翔のISHIIさんから、すてきなプレゼントを送っていただきました。

 アルミプレートに、ロゴやイラストが彫刻されています。むっちゃかっこいい! なにかに使えそうですが、とりあえず飾らせていただきます!

 ISHIIさん、ありがとうございます!
 


 日本国内でのマウンテンバイク向けラインナップがストップしてしまったFIVE TENのシューズですが、バイクラインではなくても使えるモデルがあります。

 中でもこのガイドテニーは、マウンテンバイキングに適したモデルと言ってもいいと思います。

 ロングセラーで常に人気のあるモデルです。

 もともとは本格的に登山する前の段階のアプローチシューズとしてデザインされました。

 履き心地、軽量さと耐久性が要求されるので、どの特性も実はマウンテンバイキングにあっています。

 ステルスC4と呼ばれる独自のソール素材はペダルのピンにしっかりと喰いつき、圧倒的なペダルでのバイクコントロール性能を発揮します。

 このステルスというソールこそがFIVE TEN最大の特徴で、異次元のグリップにファンになってしまうのです。

 トレイルライドなどでは、時折バイクから降りて歩くこともあるから、その時もシューズの機能が最大限に発揮されます。

 特に濡れた岩盤などでは、ほかのソールとのグリップ力の違いに驚かれると思います。

 まだFIVE TENを試していないようなら、ぜひ試してみてください!


 今週は作業ウイークになりそう。

 今日はハードテイルとフルサスをそれぞれメンテナンス&パーツ交換。

 しばらく乗っていなかったバイクということなのですが、乗っていなくてもブレーキフルードなどは劣化することもあるので、チェック。やっぱりブレーキフルードは変色していました。

 フルード自体の量も減っていたので、ブリーディングをし直しました。ということで快適に!

 フルサスはブレーキを純正からシマノ/SLXに変更。こちらもブレーキのタッチがすごくよくなりました。

 そして、たまにはロード(シクロ)バイク。

 マウンテンバイクプロショップではありますが、ご依頼があればロードやシクロ、クロスバイクなどの整備も承っております。

 こちらのバイクはロングライドが趣味の方がオーナー。

 ワダと同年代で、かなりストイックにしっかり乗り込む方です。

 変速のストレスを軽減して、より快適に、つまり今よりも速く走れるように、これからDURA ACE Di2のインストールです。


 どどんがどーん。

 軽量、高精度、高強度、ナイスビジュアルでとっても注目のE-THIRTEEN LG1+RIM。

 今回はCHRIS KINGのISO DISC HUBを使って組み上げました。

 スポークはWHEEL SMITH #14 BLACK、ニップルはDT SWISS BRASS BLACK。

 フロントハブは15mmSDを使用して、リム、ハブ、スポーク、ニップルの総重量は970g。

 リアハブは142mmの12mmスルーアクスル仕様のハブを使用して、同じく1070gでした。

 コンプリートホイールだと前後で1,500gぐらいのホイールは存在しますが、手組みには手組みの良さがあります。

 このホイールを装着するバイクの性格、乗る方のライディングスタイルなどをイメージしながら、スポークのテンションを調整したりしています。

 カッコいいホイールができあがりました。

 Aさん、お待ちどうさまでした!


 日本全国100万人の、マウンテンバイクタイヤ難民のみなさま。

 心中お察しいたします。

 おススメしたいタイヤはいっぱいあるのに、国内在庫がない・・・・。無念。

 そんななか、CONTINENTAL TIREがやっとこさ再入荷しました。

 以前紹介した、ワダも現在使用中のX-KINGにくわえて、よりワイルドなシチュエーションでもたのもしいMOUNTAIN KINGも入荷しました。

 BLACK CHILIと呼ばれる、転がり抵抗が少ないくせに、やったらグリップするコンパウンドを採用。

 以前はウエットコンディションに弱い印象がありましたが、使い込んでみたら、どんなコンディションにもそつなく対応してくれています。

 ブロック自体にも耐久性があり、さまざまなシチュエーションでのライドでも、今のところブロックの千切れなどはおこっていません。

 強化されたサイドウォールは、適度なコシを与えてくれて安定感をもたらしてくれます。

 チューブレスレディ対応。26も27.5もあります。


 クロマグの人気サドル、TRAILMASTERのレザーモデルLIMITEDが再入荷したのですが、定番のブラウンのほかに、ずっと、ずっと品切れていたレッドも入りました。

 深みのあるレッド。ブラウンともども、使い込んでいけばいくほど味がでてくるレザーサドルです。

 あと、うわさになっていたアレ(写真左下)もほんのわずか入りましたが、ほんのわずかです。次回の入荷はまだ未定です。


 昨日はいつも楽しく走らせていただいている、都立野山北六道山公園周辺でソロライドしてきました。

 最高気温35度だったけれど、森の中でライドしているとそんなに暑く感じられず、むしろ涼しいぐらい。

 途中で寄った里山民家では、自家製の梅ドリンクをごちそうになりました。これがもんのすごいおいしかった!

 梅のほのかで素朴な風味、甘すぎなくサラッと飲めて、飲んだあとは相当リフレッシュ。ごちそうさまでした。

 だいぶ深くなったヤブのなかのシングルトラックは、ここ数日の好天のおかげでナイスコンディション。

 気持ちよく走っていたら、お約束のように顔面へクモの巣が二連発。ヘルメットもバイクもいい感じにメッシュ仕様となりました。

 路面の変化を楽しむように、登りも下りもていねいに走りながら、日本のマウンテンバイクのことをずっと考えていました。

 1人のマウンテンバイカーとしての視点、マウンテンバイク業界人なりプロショップなりの視点、もっと大きな視点、

 いろいろな視点から日本のマウンテンバイクのことを考察してみたりしました。

 日本でマウンテンバイクに関わっている人すべてに、さまざまなカタチでの「うるおい」がもたらせられるようになるにはどうしたらいいか。

 まあ、考えついたことを実行、行動していくしかないんだけどね。

 さまざまな視点で、日本のマウンテンバイクの見てくれて、お互い持っている「いいもの」を出し合っていけば、ゆっくりかもしれないけれど、確実にいいものが広がっていくと思うな。

 できることを、がんばろ。


 クロマグのシングル用ナローワイドチェーンリング、SEQUENCEがやってきました。

 入荷したのは30Tと32Tのブラック。

 このSEQUENCEの特徴は、SRAMのX-SYNCテクノロジーというチェーンリングの歯の形状に対応しているところ。SRAMも正式認可しています。

 ほかのナローワイドチェーンリングとの違いは、ワイド側の歯の形状がプラスの形をしているところ。つまり、+と-の形状の歯が交互に連続しているところです。

 このX-SYNCテクノロジーにより、チェーンの暴れを抑えることができ、チェーン外れを軽減します。

 耐久性の高いアルミ素材を使用し、カナダ国内で製作されています。

 104PCDのクランクアームに対応。

 30T 8,424円(税込)、32T 8,208円


 週末はトレイルストア10周年記念イベント、SUMMER GRAVITY CAMP 野沢温泉を開催してきました。

 あらためまして、参加された大勢のみなさま、ライドもせずにパーリーナイトのみの参加だったみなさま、ありがとうございました!。

 いや~、濃かった、熱かった!

 野沢温泉の伝説の居酒屋「はと車」の記録を作るような、食べっぷりに飲みっぷり。みんなで大いに笑って、語って、食べて、飲みました。

 何人かのお客様に言われました。

 「トレイルストアのお客さんたちは楽しいねぇ、走るのも楽しいし、こうやって飲んで話すのも楽しい」って。

 そうなんです、自慢のお客さまばかりです。チョーフレンドリー、チョー楽しみ方上手。

 熱い、熱い夜になりましたよ!

 ライドの方はというと・・・・、

 あいにくの雨模様で、土曜日は1本ライドしたあと、まさかの雷でゴンドラ運行ストップ。

 日曜日も「有志/残った人(笑)」で2本ライドしました。

 日本一コース延長の長い野沢温泉のマウンテンバイクコースだから、1本走っただけでも満足感。すごい雨の中でもライドしましたが、コースは意外と走りやすくてヌタヌタのところとかはほとんどなくて、気持ちよく走れましたよ。

 ただ、全身ビショビショ、汚れました。

 マウンテンバイクコースだからできる、雨の中のライド。久しぶりにビショビショ汚れながらライドしたけれど、開き直っちゃえばコッチの勝ち!、という感じで、いかに早く開き直るかがポイント。開き直っちゃえば、これはこれで楽しくてしょうがない!

 でも、開放的な野沢温泉のコースを、やっぱり青空のもと、ドライコンディションでみなさんに走ってもらいたかったです。

 日曜日、最後の1本は雨もすっかりあがり、雲海に包まれた麓を街を見下ろしながらの幻想的なライドで、これまた格別でした。

 飛び入り参加してくださった、カメラマンのヒデさんにナイスな写真をいただきました。ヒデさん、いつもありがとうございます。

 ということで、またやるね、SGC野沢温泉。
 


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