フロント(チェーンリング)をシングルギア化される方がここのところ多くなっています。
リアのスプロケットのロー側が低いギアレシオのモノが出てきたのも一つの理由。ワダも一台をフロント30Tのシングルギアを入れてますが、リアのロー側が36Tでも、よく行く里山なら登りも下りも特に不便を感じません。
サードパーティーメーカーからは、ウルトラローコグの40Tとか、42Tとかも発売されているし、SRAMも42T、シマノも40Tがともに11速仕様ですがリリースされています。40Tあったらどんな登りでもまあほぼへっちゃらでしょう。
今作業しているINZIST / SLAVEもフロントシングル化、そしてリア11速化。
気を付けないといけないのは、クロモリフレームの場合チェーンステイが外側に張り出しているモデルもあり、チェーンリングの大きさやクランクのモデルによってはチェーンステイとチェーンリングが干渉してしまうことがあります。
SLAVEには、XTR(M980のダブルモデル)、30Tのナローワイドチェーンリングの組み合わせで問題なくクリアランスが確保できました。ただ、クランクのモデルによっては干渉してしまったお客さまもいらっしゃいました。
フロントシングル化。すっきりします。
いろんなシチュエーションでいろんなスピード域で乗りたい方にはギアレシオの域(幅)に物足りなさを感じるかもしれないけれど、こういうのもあり、と思えばそれなりにいいところもある組み合わせだと思います。
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