サスペンションフレームのリアスイングアームあたりがガタつく。

 リアショックをフレームに取り付けているマウントキットやブッシングの摩耗、またはそのボルトの摩耗が原因というがとても多いのですが今回はそちらを交換やチェックしてもガタが収まらない。

 そうするとリンクが原因と考えられるのでリンクのベアリングのチェックなどを行っていきます。

 相当乗り込んでいるバイクなのでベアリングの動きは滑らかではなく気になる抵抗感が。でもガタの原因ではない。

 よくチェックしてみるとメインピボットのアクスルのフレームに収まっている箇所のアルマイトが擦れています。

 フレームに差し込んでゆすってみるとガタが。ノギスで太さを計測すると削れていない箇所と比べて0.02-0.04ミリ程度細くなっていました。わずかこれだけですが気になるガタの原因になっていました。

 メインピボットのアクスルとベアリングを交換して組みなおしていきます。