旧大野郡荘川村(しょうかわむら)は岐阜県北西部、庄川の最上流域に位置した村です。郡上市、大野郡白川村・清見村に、また県を跨いで福井県大野市、更に石川県石川郡白峰村に隣接。西を両白山地、東を飛騨高地の山々に囲まれた庄川の最上流域にあり、 飛騨高地の山々から流れ出す河川は村内を北流し、村の北端で「御母衣(みぼろ)ダム」に堰き止められ、御母衣湖を形成。村の中心部の標高は約800mと高所にあり、気候は冷涼で、冬期には大量の降雪を記録します。「村の木:白樺」「村の花:ササユリ」「村の鳥:ヤマドリ」を制定。
旧キャッチフレーズは「日本一 蕎麦の郷 荘川」
明治22年(1889)、町村制の施行により、大野郡荘川村が発足。
2005年、大野郡国府町・丹生川村・清見村・宮村・久々野町・高根村、吉城郡上宝村と共に高山市に編入され、高山市荘川町となりました。
マンホールには、岐阜県指定天然記念物である「荘川桜」が描かれています。
高山市荘川町中野の国道156号沿い、御母衣ダム湖岸に移植された樹齢450年と推定される2本のエドヒガンの古木「荘川桜」。ごく淡いピンク色の花弁とごつごつした幹が特徴で、桜のあった旧荘川村に因んで「荘川桜」と名づけられました。毎度のことですが私たちが紹介する桜は恒例の葉桜😅。
昭和43年(1968)11月3日制定の村章は「合掌造り民家と、荘川の自然を図案化したものです。」
撮影日:2012年5月19日
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マンホールカード、頂きました。
2021年4月25日、第14弾として全国41自治体で41種類(累計575自治体758種類)の マンホールカードの無料配布が開始されました。「高山市D」のマンホールカードは、「高山市荘川支所」でいただけます。
2018年に設置開始されたマンホールには「荘川桜」がデザインされています。
「樹齢500年余の歴史を誇る荘川村の大切なシンボル「荘川桜」をデザインしたマンホール蓋です。御母衣ダム建設に伴い、光輪寺と照蓮寺と共に湖底に沈む運命にあった2本の巨桜は、多くの人の想いや尽力により、重量合わせて73トン、移動距離600メートル、高低差50メートルという、世界の植樹史上例のない移植が行われました。移植により枝や根を刈り払われ無残な姿になった巨桜は、翌年の春若葉が芽吹き徐々に元気を取り戻し、10年近い時を経て満開の花を咲かせました。奇跡の桜「荘川桜」は、現在もなおダムの水面をのぞみながら春には満開の花を咲かせ、皆の心を魅了しています。」