岡山市東区瀬戸町下に鎮座される「築領(ついれう)八幡宮」。御祭神は『仲哀天皇、応神天皇、神功皇后』。
鳥居の内、すぐの左手参道に建立される「地神碑」。社日碑と同じく『天照太神・大己貴命・少彦名命・稲倉魂命・埴安媛命』の五柱の神々の名が刻まれています。
由緒「当社の創建は文久2年(1862)である。 社格の古事はないが、当地は神宮皇后の三韓討伐の順路にあたり、その古跡が残っている。」岡山神社庁HPより
石段参道の上、境内入り口の左右より神域を守護されるのは、低く構えた備前宮獅子一対。
首に架けられた注連縄は、まるで逆立つ毛のように鋭く、目はらんらんと輝き・・
備前焼細工物の名人である父に技を習い、自身もまた細工物一筋で励む『二代: 小山一草氏』によって昭和59年に建立された宮獅子さん。噛み締めた牙の間からは低く威圧的な唸り声までもが聞こえてくるようで、圧倒的な力強さを見せつけています。
花頭窓が設けられた拝殿は、神社というより寺の佇まい。
「境内社:荒神社」。御祭神『奥津彦神・奥津比売神』
「境内社:稲荷神社」。御祭神『倉稲魂命・保食神』
「境内社:須賀神社」。御祭神『素戔嗚尊』
末社
最後にもう一枚、備前宮獅子さんのナイスな「お尻」を😄
注連縄の位置が・・絶妙過ぎる😅
叶うなら、もう一度ご亭主殿と一緒に参拝したい神社。こんなに素敵な狛犬さんと再会できたなら、靄にかすんでしまったあの頃の記憶も少しは蘇ってくれるかもしれない・・
参拝日:2013年2月20日
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