下田市1丁目に鎮座される「下田八幡神社」。御祭神は『誉田別命(八幡神社)、素戔嗚尊(八雲神社)、天照皇大神宮(神明宮)』。
由緒【創建時期は不詳、正応年中(鎌倉後期1288年頃)には既に鎮座していたと伝えられる。裏山から発見された鰐口に「下田村若宮」と刻まれており、下田の地名が出てくる最初のものと思われます。縁起書によれば永正4年(1507)建立の社殿は、享和2年(1802)失火により焼失、文化4年(1807)再建された。その後、朝比奈家二代が下田領主であった時、「正八幡宮は下田の鎮守本社である。」と定め、以来、下田の総鎮守として崇敬されている。】
参道入り口、神橋の左には、イナバウアーも真っ青の見事に幹をしならせた「迎神の松」。
参道途中に建つ二の台輪鳥居の内側が駐車場になっており、ここに車を止めてから参道入り口まで戻り、改めての参拝。
「菊薫る」季節の「下田八幡神社」の御神門、左右には見事な懸崖つくりの菊が奉納されており、門をくぐるときにふわっと香る菊の匂いに癒されます。
神門の先より神域を守護されるのは、明治41年(1908)10月吉日建立の江戸流れの狛犬さん一対。
阿形さんは大切そうに仔狛を胸前に。
仔狛さん、口一杯に毬を咥えて遊んでいる姿が・・悶絶しそう(笑)
そして吽形さんは毬を手に。実は江戸流れの狛犬さんはご亭主殿のお気に入り。写しては背中をなで、また位置を変えてデジカメを向けては、綺麗な毛先を撫でています(笑)
鎮守の緑を背景に、一段高い位置にある美しい佇まいの拝殿。
拝殿前左右より神域を守護されるのは文化元年(1804)四月建立の狛犬さん一対。吽形さんのかしげた首が・・とってもチャーミング(笑)
この形は江戸流れに至る以前の造詣でしょうか? 太い眉に大きな鼻と歯並びの良い口は、いわゆる「御獅子」の顔だちを連想させます。
参道途中に見かけた「鐘楼」
神社で良く見かける「力石」。その昔の氏子さんたちの力自慢に使われたものですが、他と比べて随分と大きいような・・
樹齢四百年余「御神木:びゃく槙」
参拝日:2011年11月10日
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