高岡郡佐川町(さかわちょう)は高知県の中西部に位置する町です。土佐市、須崎市、高岡郡津野町・日高村・越知町に隣接。仁淀川の支流である柳瀬川沿いに開けた盆地の町で、旧石器時代・縄文時代・弥生時代の遺跡が発掘されている事から、古くより開けていた事が立証されています。江戸時代に入って、土佐藩筆頭家老の深尾氏がこの地をおさめるようになると、城下町として発展。一方、代々の文教重視政策によって、文教の町としての礎が築かれて来ました。また、植物の父『牧野富太郎』博士の生誕地としても知られています。「町の木:稚木の桜(ワカキノサクラ)」「町の花:佐川細辛(サカワサイシン)」「町の鳥:カワセミ」を制定。
キャッチフレーズは「歴史と文教のまち。」
明治22年(1889)、町村制の施行により、高岡郡佐川村、斗賀野村・尾川村・黒岩村が発足。
1900年、佐川村が町制を施行、高岡郡佐川町(第1次)が発足。
1954年、高岡郡斗賀野村・尾川村・黒岩村と合併、佐川町(第2次)が発足します。
西組地区集排マンホールには、「恐竜の親子」と「星」がデザインされています。
上町地区にある「酒蔵の道」のマンホールには、「町の花:サカワサイシン」がデザインされています。
「佐川細辛(サカワサイシン)」
同じく「町の木:ワカキノサクラ」がデザインされています。二つの花木はこの町出身の植物学者『牧野富太郎博士』が発見し、命名したものです。
「稚木の桜(ワカキノサクラ)」
「司牡丹酒造」酒蔵通りに設置されていた「町の鳥:カワセミ」。
昭和47年1月5日制定の町章は、「文教の地、勤皇烈士出生の地のイメージにふさわしく、上部に栄光のクラウン(栄冠)を、左下部3本の線で川を表し、さ川を図案化したものです。佐川町の飛躍的な発展と、住民の福祉.健康の増進を図り、豊で、明るく、住みよい、平和な郷土づくりの象徴としてふさわしいものです。」公式HPより
撮影日:2013年3月22日&2018年3月22日
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tibineko一口メモ
『稚木の桜(ワカキノサクラ)』、花びらの縁が赤く、花芯が白の珍しい色。高知県佐川町で牧野富太郎博士が発見したことから命名。種から発芽し3年ほどで花を咲かせる。 ヤマザクラの幼形開花型。名前もこのことから付けられた。
『佐川細辛(サカワサイシン)』、花の色は白or淡い紫色で、やや下向きに咲く。 一日花で、朝咲いて午後にはしぼむ。花径は2センチくらいの唇形で、内側に紅紫色の斑点がある。葉は楕円形~広卵形。高知県佐川町で牧野富太郎博士が発見したことから命名。
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