車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

壹宮(いちのみや)神社 in 鳥取県大山町上万

2017年06月13日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・鳥取県

大山町上万に鎮座される「壹宮(いちのみや)神社」。御祭神は『天忍穂耳命(あめのおしほほみのみこと)、下照姫命、瓊々杵命、表筒男命(うわつつのおのみこと)、中筒男命、底筒男命、大己貴命、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、罔象女命(みつはのめのみこと)、菅原道真公、天照大御神、稚日女命(わかひるめのみこと)、少名彦命、素盞鳴尊』。

創立年月は不詳「古来より「一宮大明神」と号した。社伝に、一ノ宮と称する由来は「天照大御神の命により天忍穂耳命が天降らんとした時、皇孫・瓊々杵命が御誕生された事により、古く一ノ宮と称した。」と古老の口碑に伝える。明治元年に、大明神の号を廃し、現在の社号「壹宮神社と改称。大正5年に「津守神社(表筒男命、中筒男命、底筒男命)」「上萬神社(大己貴命、倉稲魂命、罔象女命、菅原道真)」「富岡神社(天照大御神、稚日女命、少名彦命)」「野田神社(素盞鳴命)」「清原神社(素盞鳴命)」「庄田神社(大己貴命)」を合併。

一の鳥居から隋神門、拝殿まで真っ直ぐに続く参道。

拝殿手前、参道脇から神域を守護されるのは、新しく奉納された出雲構えの狛犬さん。機会彫りですがそのユーモラスな表情や、阿形の後ろ足に隠れる子狛の可愛さ。たまにはこれも有という事で。

境内の一角に鎮座される「境内社:庄田社」。社殿の手前に置かれた石製の鳥居額は合祀される以前のものと思われます。

境内入り口近くに「塞ノ神・道祖神」。こちらには六体もの「道祖神」が奉納されています。路傍の神である「道祖神」は決して特殊なものではなく、日本全国に見られるものです。が、男女の姿を写した「双体道祖神」は何故か「信州を代表するもの」と思い込んでいました。前回と今回で、これだけまとまった「双体道祖神」を見ると、思い込みを改めねばと思います。明日は「国信・壹宮」、二つの神社でお目にかかれた「双体道祖神」の紹介です。

撮影日:2016年10月21日

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『稚日女命(わかひるめのみこと)』、高天原の斎服殿(いみはたどの)で神衣を織っていた神。「素盞鳴尊」の乱暴な行いに驚き、機から落ちて亡くなった。それを知った天照大神は天岩戸に隠れてしまった。

 


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