郡山市麓山に建つ「福島県郡山合同庁舎」。鉄筋コンクリート造2階建て、陸屋根、中央塔屋付の建物は、昭和5年(1930)に旧郡山市役所として建てられ、昭和43年(1968)まで市役所として、その後は合同庁舎として利用されてきました。
設計は『宮田荘七郎』。基本的に左右対称のシンメトリーな構成で、玄関ポーチを含め中心部分に凝った意匠を施し、塔屋があることで印象深い建物となっています。
現在では少なくなった当時の役所建築として非常に貴重な存在ですが、2026年3月には新たな「福島県郡山合同庁舎」が完成予定とか。この文化遺産としても貴重な建物がどのような形で残されるのか・・それにしても、臆せずにもっと内部を見学しておけばよかったなと、何時ものごとくの後悔😥
郡山市の主だった立ち寄り地はあらかた紹介を終えました。あとは例によって「なんでも面白い」と私のデジカメが捉えた町の景色から😊 最初は郡山市の市章がそのまま建物の顔になった「市立中央図書館・日和田分館」。
郡山市日和田町小堰にある東北本線「日和田駅:跨線橋」何故と聞かれても明確に応えられないのですが「跨線橋」のある風景が好きなんです。
花かつみ橋から見る「東北本線の線路」。これで電車とか来たら最高なんだけど、「時刻表?何それ?」の二人じゃ、よほどもの好きな女神さんが微笑まない限りあり得ない😅
古今和歌集に【みちのくの あさかのぬまの花かつみ かつみる人に 恋ひやわたらん】と歌われた事で、陸奥国の安積の沼の名物となった「花かつみ」。元禄2年5月1日(1689年6月17日)、芭蕉と曾良は安積山を訪れて「~あさか山有。路より近し。此あたり沼多し。かつみ刈比もやゝ近うなれば、いづれの草を花かつみとは云ぞと、人々に尋侍れども更知人なし。沼を尋、人にとひ、かつみかつみと尋ねありきて、日は山の端にかゝり~」と奥の細道に記しています。花かつみ橋レリーフ「奥の細道を旅する芭蕉と曾良と花かつみ」。
訪問日:2015年6月25日
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一口メモ
明治9年6月、明治天皇の東北巡幸のさい、「菖蒲に似て いとちいさき花」なるヒメシャガを「花かつみ」として天覧。以後、「ヒメシャガ」が「花かつみ」とされ、昭和49年に郡山市の花に制定されました。
おはようございます。
ヒメシャガ初めて
見ました、中央の黄色い模様
可愛らしい😃😃
今日は日中は少し汗ばみそうです😊
ヒメシャガ、可愛い花ですが、
一度も栽培に成功したことがありません
北海道の可愛い花たちもそうですが
野に咲く花は.独特の風情がありますね
明日は選挙の投票日です。ずいぶん長い間、ご無沙汰をしていました。
花かつみが、ヒメシャガとは知りませんでした。知らないとは情けないことで、昔「ねこ庭」にも咲いていました。
いつの間にか消えた、かわいい花でしたが、知っていれば大事にしていたはずです。
・・・それでもちゃんと意思表示できる日本人である事を感謝しています。
花かつみ、ねこさんのお庭にも咲いていたんですね。
真っ白いモッコウバラに、きっと薄青の花かつみはよく似合っていたでしょう。
想像するだけで顔がほころびます😊