車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

ふらり~舞鶴の町歩き in 京都府舞鶴市

2021年05月25日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・京都府

舞鶴市字西の寺町界隈、どこと言う当ても無くのそぞろ歩きで、とても面白いものを発見しました!

細工瓦が大好きな二人、それは何も屋根に乗っかっているものに限ったわけでは有りません。たとえば古民家などでたまに見かける「鍾馗さん」。何と二階の窓の側にずらっと並んでいるではないですか😲

鳩・鍾馗・鳩・鍾馗・鳩と勢ぞろい😲。こちらの鍾馗さん、全く同じ物と思ったのですが、よく見ると左手の拳の位置など、微妙に違っています。

何か問題でも起こしたのでしょうか?神妙に頭を下げる鳩、何となく偉そうに説教でもしているような鳩・・並べた画像がたまたま面白かったので。

大きな寺社などでは鬼瓦が睨みを利かせ、本尊や境内を魔から守ってくれると言いますが、では鬼に睨まれてはじき返された魔は・・・という事で、お寺と向かい合う家では、鬼よりも強い「鍾馗」を屋根に据えて魔を防ぐ・・では、両方に弾き飛ばされた魔はどうなるのか気になるのですが・・。

それはさて置き、もしかしたら他にもあるかなと思って気にして歩いたおかげで、もう一体発見!

鍾馗さん・・・と言うより、おとぎ話に出てくる森の小人さんといった風情😄。確かに鍾馗さんの必須アイテムは揃っているのですが、先の鍾馗さん共々、これは本当に珍しく楽しい発見でした。この一帯は鍾馗さん不毛地帯と聞いていたので、知り合いの鍾馗コレクターさんには朗報だったようです。

折角の寺町散策、素通りもどうかと言う事で参拝させて頂いた「長久山:妙法寺」。総欅造りの本堂は文久二年(1862)の建立だそうです。

続いて「随心山 :浄土寺」。浄土寺は昭和21年(1946)に火災で伽藍を焼失。唯一残されたのが、二層の楼門の上層を鐘楼とした山門。

舞鶴市字南田辺に建つ「田辺城」大手門。「田辺城」は別名を「舞鶴城」とも呼ばれており、大手門は1997年に復興されたものです。

こちらの鬼瓦が何ともユニーク。もしかして角度の所為なのかもしれませんがこの飛び出したおでこ・・・おでこの所為で怖さも半減ですね。

資料館に展示されていた中から一つ。田辺城代々の城主の中では、歴史上一番有名であった『細川幽斎公座像』。彼に関しては一家言がある御亭主殿、まるで見てきたように歴史を紐解いてくれます。

田辺城大手門の近くには「田辺藩校・明倫館」の正門が、市立明倫小学校の正門として今も現役で残されています。

「明倫館正門」の近くに建立された「教練天覧之御跡」の碑。碑文には「昭和8年北陸大演習御統監の天皇陛下は、舞鶴重砲兵大隊教練を天覧された際に、招聘は感激し同隊営庭の中央に設置したが、大東亜戦争の終結により昭和26年戦後復興視察の御巡幸の折、この地に移設し昭和28年に当地に移設の碑を建てた。」

訪問日:2010年7月10日


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