境内の最奥に鎮座される「金刀比羅神社:御本殿」、まるで直接見る事を畏れ多いと思う人の手によって植えられたかのように枝を広げる梅の木。昨日に続いての「金刀比羅神社」二日目は、境内に残されたあれこれの紹介です。
『第17代横綱:初代・小錦八十吉』、慶応2年(1866)に上総国武射郡(現:山武郡横芝光町)で誕生。 引退後もその腰低く、誠実な人柄で人望を集めたそうですが、「高砂」を襲名する直前に47歳で死去。松尾町に鎮座される「金刀比羅神社」の玉垣奉納者の最初に、彼の名が刻まれています。
境内摂社「神明神社」。御祭神は『大日霎命(おおひるめむちのみこと)=天照大神』。
末社「子安神社」。御祭神は『木華開耶姫命(このはなのさくやびめのみこと)』。
多分、神狐が守護をされているので「稲荷社」。御祭神は当然ですが『稲荷神』でしょう。
こちらは、金刀比羅神社渡御祭に使われる「御神輿」を収めた神輿庫とおもわれます。
海上安全の守護神の境内の一画には、船主から奉納された大小の「碇」が並べられています。海上安全の神を祀る境内では、見慣れた光景。
また驚くほど多くの「頌徳(しょうとく)碑」や記念碑が建立されていますが、いずれも判別は困難。 こちらは建立場所と感じからして「忠魂碑」ではないかと思うのですが・・・
これほどの規模の神社なので、ネットの検索で見つかるかと思ったのですが、甘い考えでした😓 公式のHPなら記載があるかもと期待しましたが、境内に建立された沢山の碑に関する情報は何も有りません。
境内の句碑は三基、いずれも達筆過ぎて中途半端に読める部分はあるものの、全文は不明。 ○○○の部分をご存知の方がおいででしたら、是非コメント欄にて教授いただければ幸いです。
【梅咲いて ふるさとの砂○○○○○】
【静謐に ○○○○○○も宮の森】
【草笛を 調べ○○なく ○○○○○】
参拝日:2014年5月19日&2019年3月10日
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