旧大川郡白鳥町(しろとりちょう)は香川県東部、湊川の流域に位置した町です。大川郡引田町・大内町・大川町・寒川町・長尾町に。また県を跨いで徳島県土成町・市場町に隣接。湊川河口の浜堤上にある中心市街は白鳥神社の社前町として発達。明治中期に還俗した『両児舜礼(ふたごしゅんれい)』が大阪からメリヤス手袋の生産技術を伝えてより、手袋製造が発展。現在では、全国生産額の約90%を占め、欧米への輸出も盛んに行われています。瀬戸内海国立公園の一部を成す「白鳥海岸:鹿浦越(かぶらごし)」には国天然記念物「ランプロファイヤ(煌斑(こうはん)岩)」の岩脈を見る事が出来ます。「町の木:ウバメガシ」「町の花:ハクチョウゲ」を制定。
明治23年(1890)、町村制の施行により、大内郡白鳥村、松原村、福榮村、寒川郡五名山(ごみょうさん)村が発足。
1899年、郡制の施行により寒川郡と大内郡が合併、大川郡となる。
1910年、松原村が町制を施行、改称して大川郡白鳥本町が発足。
1923年、五名山村が改称して大川郡五名村が発足。
1955年、白鳥本町、白鳥村、福栄村、五名村が合併、大川郡白鳥町が発足。
2003年、大川郡引田町、大内町と合併、東かがわ市となりました。
マンホールには、町名の由来となった「白鳥」と「町章」が美しくデザインされています。
昭和35年4月1日制定の町章は「白鳥町の頭字「シ」を片翼的 に図案化して、飛鳥の姿を形ど り、産業に文化に町勢の飛躍的 な発展を象徴し、また円形によ って町民の和を表している。」合併協議会資料より
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旧大川郡大内町(おおちちょう)は香川県の東端に位置した町です。大川郡白鳥町・津田町・大川町に隣接。町域を与田川、番屋川が流れ、三本松地区は砂糖の集散地、積出し港として発展、東讃の中心となりました。産業として紡績、製薬、窯業、手袋製造が盛ん。絹島および丸亀島の海岸に発達する柱状節理は国の天然記念物に。また与田寺、水主(みずし)神社、中世末期の虎丸(とらまる)城跡など多くの文化財を擁しています。町域には、明治~大正にかけて塩田跡地を改良して整備した水田が数多く見受けられ、特に水主(みずし)地区で採れる米は上質で、「水主米」のブランド名で販売されています。「町の花:サツキ」を制定。
明治23年(1890)、町村制の施行により、大内郡誉水(よみず)村、丹生(みぶ)村、三本松村が発足。
1898年、三本松村が町制を施行し、大内郡三本松町が発足。
1899年、郡制の施行により寒川郡と大内郡が合併、大川郡となる。
1954年、誉水村・丹生村が合併、町制を施行し大川郡大内町(第1次)が発足。
1955年、三本松町と大内町が合併、大川郡大内町(第2次)が発足。
2003年、大川郡引田町・白鳥町と合併、東かがわ市となりました。
マンホールには、全体に「町の花:サツキ」がデザインされています。
昭和33年7月1日制定の町章は「町名の「大内」を図案化、町 の平和を印象づけ、三方に伸び る鋭角は、飛躍的発展と融和、 さらに協力・友愛・誠実を表し ている。」合併協議会資料より
撮影日:2011年6月17日&2018年12月15日
讃岐三白=綿、塩、砂糖