民話と語りそして民謡と聞き、人が生きる力強さをしみじみと感じた
この土・日は以前にも書いたが、とてもたくさんの催しに参加した。その総ては書けないが、いくつかは書き残しておきたい。それでも、まだ土曜日・10日の参加した行事の報告が残っている。
それは私も副会長を引き受けている「おかやま桃太郎の会」が主催した「夕鶴と桃太郎の夕べ ~東日本大震災支援・東北の民話を聞く会~」だ。この会には、山形・南陽市の「夕鶴の里」の語り部・多勢久美子さんが、山形の民話である山形弁による「夕鶴」等を語っていただいた。とても素晴らしく魅了された。そして、笑顔もお人柄もとてもステキな方だった。
地元からは、立石おじさん(立石憲利さん=全国の「桃太郎の会」の会長であり、「おかやま桃太郎の会」の会長でもある)がいろんな「おかやまの桃太郎」を語っていただいた。じつにたくさんあり、みんな違ってみんないい。
そして加えて、「おかやま桃太郎の会」の会員であり、倉敷にある「桃太郎のからくり博物館」館長でもある住宅正人さんが、お馴染みのちくわ笛の演奏(この日はレンコンでも聞かせていただいた)や東北各地の民謡などを聴かせていただいた。住宅さんの民謡は、いつもながらに聞き惚れる。
民話やその語りを聞いていて、人は実に逞しく生きてきていることを改めて実感し、東北大震災を機にこれまた実感した「何気ない日常の大切さを心に刻んで、今日を大切に生きていこう」と思ったりもした。
この日は「会」を終えた後の、多勢久美子さんなどを囲んでの交流会があり、少しだけ夜遅くまで、楽しい時間を過ごした。まちにはクリスマスのイルミネーションなどが美しく輝いていた。
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