もうすぐ敬老の日、多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し大切に
「ウィキペディア フリー百科事典」で「敬老の日」を調べたら、次のように書いてあった。
「敬老の日(けいろうのひ)は、日本の国民の祝日の1日である。国民の祝日に関する法律(祝日法)では「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としている。2003年までは毎年9月15日を敬老の日としていたが、2001年の祝日法改正いわゆるハッピーマンデー制度の適用によって、2004年からは9月第3月曜日となった。なお、敬老の日を第3月曜日に移すにあたって、高齢者団体から反発が相次いだため、2001年に老人福祉法第5条を改正して9月15日を老人の日、同日より1週間を老人週間とした」。
この文章を読んで、思うことがある。一つは、「ハッピーマンデー制度」(=祝日法改正)によって、祝日の本来の意味が薄れてしまった感じがしてならない。今年の敬老の日はいつだろうかと思い、結局は「祝日」だけが残る感じだ。民主党政権になって見直しの議論が聞こえてきたが、今はどうなったのだろうか。
もう一つは、「多年にわたり社会につくしてきた老人」は、今の社会で「敬愛」されているのだろうかと疑問に思えてならない。悪名高き「後期高齢者保険」制度は未だ廃止されない。真面目に働いてきたら、老後は贅沢はできなくても、安心して生きてゆける、そしてもっと老人が大切にされる政治を期待してやまない。
そんなことを思ったのも、今日は孫が通園する保育園の「祖父母お招き会」に参加させてもらったからだ。園児の楽しい歌や踊りに加えて、うらじゃグループ「鬼羅」がゲストで登場し、素敵な踊りを披露された。素敵な時間だった。
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