今年の読売演劇大賞の最優秀作品賞は、野田秀樹脚本、演出で、松たか子が主演した「Q」。この舞台、大阪と北九州で観た。チケット、ほんとうに苦労してゲットした。この読売演劇大賞の授賞式には、松たか子が出席していた。
さて、その野田秀樹が「一演劇人として劇場公演の継続を望む」などの意見書をHPで公開したと、昨日のスポーツ報知が報じている。その中で、野田秀樹は、「専門家と協議して対策を施し、観客の理解を得ることを前提とした上で、公演は実施されるべき」「ひとたび劇場を閉鎖した場合は、再開が困難になるおそれがあり、それは『演劇の死』を意味しかねません」「公演収入で生計を立てる多くの舞台関係者にも思いを致してください」(スポーツ報知)。
今、「新型コロナウィルスの感染拡大防止」のために、全て「自粛」を余儀なくされている。そのことの必要性は誰もが願うところだが、この野田秀樹の意見について、思いをいたすことは大切だと思う。
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