本拠地・花園神社でも観た唐十郎率いる唐組、舞台「鉛の兵隊」は不在で寂しい
「小室等ライブ&トーク『唐十郎を謳う』」に魅了された翌日・3日の夜、内山下小学校に赤テントが張られて、唐組公演「鉛の舞台」が開催された。楽しませてもらった。13時からの整理券配布に行けず、開演ギリギリの19時前に到着した。私は立ち見を選択した。聞けば、座って観るのも大変だったようだ。
観劇前夜に、小堀純さんが「今回の公演は唐十郎さんがいないので、セリフは明瞭にと稽古している」との発言があったが、まさにセリフはクリヤーだった。ただ、唐十郎不在の舞台は、やはり寂しい。あの圧倒的な存在感に、強く魅せられる。
それにしても、私が始めて唐十郎の舞台を舞台を観たのは、いつだろうかと考えるが思い出さない。ただ、「状況劇場」以来結構長く見続けており、唐十郎の本拠地・新宿花園神社での公演も観た。
その唐十郎だが、「昨年5月に転倒して、脳挫傷で手術。奇跡的に回復している」との報道はあるものの、一年が経過した今も、未だ舞台復帰していない。手術する際に「後遺症が残る可能性も」との記事もあり心配をしているのだが。早く元気な姿を見せて欲しいと、心から願う。
と同時に、昨日も書いたが、唐十郎も既に70歳を超えており、「60年代アングラ演劇」が台頭してきたエネルギーを感じさせる演劇人や舞台に出会いたいと思う気持ちも強い。
「歌舞伎・演劇・バレー」の項目、結構書いてきています。
でも最近、バレーには行ってないですね。
カテゴリー、書き換えなければとも思います。
さて、唐十郎、私もずいぶんと追っかけてきたようです。
どれが一番か、少しだけ考えてみます。