去る10月14日付けの朝日新聞の文化欄に、「パワハラ防止、落語界も急務」という横見出しで、「弟子が師匠を提訴、一部認める判決確定」という記事が掲載された。
この記事は若手落語家が、「パワーハラスメントを受けた」として損害賠償を求めた訴訟について書かれている。「*楽屋に不在だったとして頭を平手打ちされた、*着物が洗われていないとして暴力を振るわれた、*『視界に入るな』と激高された」などを理由とした提訴だ。
今の時代に暴力をふるうなんて許されないことは明白だ。しかし、一方で師匠と弟子の関係の中では、難しい問題でもあると考える。このたパワハラ問題、兵庫県や宝塚でも表面化した。上級生と下級生の問題、師匠と弟子の問題など、スポーツや伝統芸能の世界など、どこまでがパワハラなのか線引きは難しいと私は考え込んでしまう。
ともあれ、時代は変化していて、様々なハラスメントについての考え方は変化している。私の様な時代遅れの人間には、その線引きは難しくてできないでいる。悩ましい。
話は変わるのだが、今の私には全く縁がないが、キスだって相手の了解なしにてしてはいけないという。そんなことを指摘されると、草食系男子なんぞは、立ち尽くしていることだろう。
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