地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

じっと手を見る

2022年04月21日 | 身辺雑記


 春、中庭にもいろんな花々が咲いてくれている。星のソナタも、咲き始めた。

 パートナーが永久の旅立ちをして以来、お花の世話もすることになった。自分で言うのも照れるのだが。若い頃の私は結構色白で手も綺麗だった。でも、今は畑や中庭の雑草を見つけると、すぐに素手で抜いたりもしている。

 なので、ツメは黒く汚れ。手は荒れ放題。人様に見せられたものではない。まだまだ、素敵な女性を手を歩きたいと思うのだが、さすがにこの手ではと、じっと手を見つめたり。

 そんなことを考えていると、手を繋いで歩いてくれる希望があった。これから通うであろうデイサービスや入所するであろう介護施設では、「おじいちゃん、大丈夫?」と、女性のヘルパーさんに手を引かれて歩く姿が思い浮かぶ。

 さえない老人の私の私の希望とは、そんなもの。う~む。

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