地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

小川孝雄初監督作品

2016年05月15日 | 映画・テレビ

小川孝雄初監督作品「映画『月の輪古墳』から始まる旅」に魅せられ考えた

 昨日は「『月の輪古墳』からうけつぐ未来 -歴史・学び・まちづくり-」に参加させてもらった。

 あの、と言える程の、全国で500万人が観た(岡山では38万人)と言われる伝説の映画「月の輪古墳」、そして小川孝雄さんの初監督作品の「シネマトリップ・映画『月の輪古墳』から始まる旅」の上映とトークという企画。小川さんとはずいぶんと以前からご縁をいただいていたので、「やはり」と参加させてもらった。

 久しぶりに映画「月の輪古墳」を観たが、その発掘作業に地元はもちろん近隣から約1万人が駆けつけ、夜は連日学者・研究者を交えての学習会が開催されている。その熱気が画面から伝わってきて、私を熱くしてくれた。そしてその映画「月の輪古墳」に触発された小川孝雄さんのドキュメンタリー映画は、様々なことを問いかけてきた。

 小川さんとは金融機関のお仕事在職中からご縁をいただいてきた。もう20年以上も前から「岡山映画祭」(名称は変わっているが)を主催されてもこられた。その「映画祭」のあまりにマニアックなレパートリーに、「もう少し普通の映画も上映してよ」とお願いしたことすらあった。

 ともあれ、そんな小川さんが、今度は自身で映画製作に乗り出された。ドキュメンタリー映画づくりはまさに自らに問い続ける旅であり、小川さんは改めてその世界に身を置かれたのだとも感じ、映画『月の輪古墳』から始まる旅」に見入った。

 そして映画を観ながら、「みなさん自己実現に向けて頑張っていらっしゃる。いったい自分は何をしているのだろうか」と思ったりもした。またぞろ、自己肯定感から離れて自己嫌悪にも陥った。

 そんな昨日のランチは、一人でパン食を楽しんだ。カレーパンとあんドーナツ、ホント、カロリー過多。反省しきり。ここでも自己嫌悪。

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