tonto's blog

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世襲はいけませんか?

2009-05-23 | 旧ブログ
 自民党も世襲の新人候補の立候補制限を導入する方向で、次の次の選挙からを次の選挙からに前倒しするとか聞きました。これはあくまで「新人」で「現役」は除かれるわけで、これって、昔私が大学にいたころに「現役教授は定年を5年間延長」って現役の教授会で決めちゃった事を思い出しました。

 大学教授の定年ことはともかく、世襲議員が選挙に出るのは、確かにそうじゃない人が立候補するのに比べて組織力・資金力をはじめ有利な材料がそろっているのだと思います。でもね、それに打ち勝って当選できるような実力のある人が出てくるのを国民が願っているのではないかなと思います。ライバルがいなくなったから当選できた人なんてどうですか?

 私の今の職業も世襲といえばそうです。今回のことでもうひとつ思い出した事は、「後継ぎをする」と決めたころ、父の一番の友人であった人から初盆の時に「お父さんの関係で大勢の人は一度はアンタの所に来てくれると思うけど、二度目はアンタの実力やで」と言われたことです。かなりズシンときた言葉でした。

 「世襲」ってそんなに悪いことじゃないと思います。周りの人(選挙なら投票者)は見ていますよ。そしてダメな人は先代がいくら素晴らしい仕事をしていたとしても早々に見捨てられるはず。
 私の場合、正直なところ先代を越せないでいますが、見捨てられないようにとは心がけています。(ポイしないでね!なんて誰か言ってたような)