箱根湯本から宮ノ下まで、普通は箱根登山鉄道を利用し、のんびりとスウィッチバックを楽しみながら登ります。でも今回は国道1号線の路線バスに乗ってみました。
乗車時、座席はすべて埋まっていて、最後に乗った僕を含めた数名が手すりを持ち立っていました。ここは箱根駅伝の往路最後の上り坂、つまりクネクネ。ここを信じられないハンドリングで路線バスは進みます。なにしろタイヤを軋ませながら進むバスに乗ったのは初めて。さすがに箱根はワインディングの宝庫…の路線バスって。
動画も撮影してみましたが、身体を支えるのに精一杯で、バスの天井とか自分の足しか写っていない(爆)
少し胸に不快感を感じながら宮ノ下のホテルで休憩します。
酷暑の夏から急に秋に切り替わったその日、箱根は霧に包まれどこにも出かけられません。そこで箱根湯本を散歩したわけです。そこには以前にテレビで見たことのあるお店がありました。
こちらのお蕎麦はもちろん「山かけ」をいただくのが一番なのでしょうけど、私は苦手なので、「たぬき」です。関東での「たぬきそば」はやはり揚げ玉(天かす)が入ったもの。これに白ネギたっぷり。この自然薯そばはかなり堅めの麺ですが、もっちり感はなく、さっと切れる感じで私には好みのものでした。
箱根湯本、なんども通っているところですが、このように散策したのは初めて。いわゆる老舗旅館も数多く、路地を歩けば思わぬお店もあったりでなかなかよいところでした。
バスのバクソウはその帰りのこと。