大雨や震災が起こった当初、その被害の程度がわからないことが多いですね。それにたとえるのは「なに」ですが、今回のパソコン不動事件。大方のデータはバックアップしているから、被害は軽いと考えていました。ハードディスクのデータ復旧をプロに依頼しようかとも考えたのですが、「エイ、ヤッ!」と「工場出荷状態にする」を選んでしまいました。
現在、できるだけ元の状態にもどすよう進めていますが、時とともにわかってきたのが、バックアップのいい加減さでした。「ない」「あれも」「ヤベー!」なのです。いわゆるビジネスソフトのデータは、クラウドのような所にアップしてますから問題なし。今回のは自室のパソコンなので、写真や個人的なデータ(たとえばホームページのファイル、名刺や封筒のデザインなどなどは、パソコンに入れっぱなしでした)が、見事に消失。
仕事に使っているパソコンの作動が少し前から怪しくて、ちょうど新しいノートパソコンを注文した直後の出来事。届いたパソコンは箱を開くことなく放置、デスクトップにしがみついています。Windows7ですので、これまでにファイルがたくさん更新されている様で、これでもか、これでもかというほど、「ファイルの更新中、電源を切らないでください」のメッセージが表示され続け、作業が進まなくてうんざりです。新しいノートは8なので、OSをこちらも8にあわせるせておけばよかったのかも。でも以前にXPを2台ともVISTAにして困ったこともありました。
MS-DOSの頃(それ以前は知りません)には、パソコンを利用するのじゃなく、使えるように費やしていた時間の方が、圧倒的に長かったように思います。いままさにそれを思い出しています。