tonto's blog

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エイジングの幸せ

2019-01-01 | weblog

 年末年始のお休み(他の長期連休もそうですけど)は、どこかに出かける予定がなければ、退屈すぎる毎日になってしまいます。テレビ番組はお笑いとグルメと温泉巡りばっかり。あれほど毎日報じられているニュースはどうなってるんでしょうね。

 つけっぱなしにしていたテレビ番組にタモリさんが出ていて、昭和・平成の時代(特に高度成長期)を振り返るような内容でした。ここで聞こえてきたのは「エイジングの幸せ」「右肩下がりの安心」という言葉でした。「若けりゃいいってもんじゃないよ。年取ってほっとすることってあるじゃない」というようなことを話していたようです。

 確かに自分にあてはめてみると、40才代はもっとなんとか(仕事の事)を伸ばさなきゃと結果は出ないままに過ぎていったように思います。50才代も半ばまでは同じ。でも60才が近づき、同級生が定年退職するとかのお話が聞こえてきて、自分もだいたいの先が見えてしまって来た頃には、今回の「エイジングの幸せ」の意味のようなものを感じたのは確かです。

 はっきりとしたある時期を境に、もうこのまま「右肩下がり」でいいと思いました。ソフトランディングじゃないと困りますので穏やかにです。今の仕事にもちろん不満などないですが、その団体の仕事が楽しいのならがんばりますけど、そうじゃないことを「義務」以上に周りに率先してする事はないと。

 男性も長生きするようになりましたが、祖父は62才、それを60才でやってしまった父は、それをやりながら69才でいなくなっていますので、60才を目前にしたころに私がこう考えても当然な時期(今は62才ですけど)だったのだと今思います。

 やっぱり長期のお休みは「ヒマ」でいろいろなことを考え、自分を正当化するのかもしれません。

 お昼休みにバイクに跨がり、スマホで自撮りしているヤツが「何を」ですね。だって楽しいんだもん。