21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

終戦の日に思う

2014-08-15 23:41:57 | 雑記帳
 終戦の日、一昔前までは終戦記念日と言っていた。いずれにしても、敗戦国日本にとって、この日は戦没者への哀悼と不戦を誓う日にほかならない。

 ずいぶんとまえの事だが、フィンランドに行った際、確か4月29日だったか30日だったかうろ覚えではあるが、同国の終戦記念日に出くわした。宿泊したホテルも前には、ポールが立ち並び、普段は宿泊者の国の国旗を掲げるが、その日だけはフィンランド国旗がずらりと掲げられていた。仲良くなったホテルマンから、その日が同国の終戦記念日であることを教えてもらった。

 しかし、日本の終戦の日と違うのは、同国の場合は戦勝記念日で、ロシアとの戦争に勝った記念日という点だ。

 世界にどれだけ終戦記念日なるものが存在するか定かではないが、日本のような戦争を悔い改め不戦を誓う終戦記念日はほかにあるのだろうか。とにもかくにも日本人は戦争を悔い、不戦を誓うことをもっと世界にアピールしなければならない。しかし、それをよしとしない輩が、ベクトルを変えようと企んでいることが残念でならない。
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