政府は、政府主導で国産小型旅客機の開発に乗り出すという。これを聞いて真っ先に思い浮かんだのは、ゼロ戦だ。
メディアはYS11以来の国産旅客機が誕生するなどと能天気に報じたが、問題は何故今なのか、である。
アジアは今、小型旅客機の需要が高まっており、そこに参入するのが狙いといわれるが、鵜呑みにはできない。
自動車ならいざ知らず、飛行機である。今さら、参入するのは無謀なだけではないのか。そこで思い出されるのがゼロ戦というわけだ。
ゼロ戦は第二次大戦中に三菱重工が開発製造した主力戦闘機で、足の長さ、速さは世界に誇る性能だった。戦後は、東西冷戦時代、北方の脅威が囁かれる中、1971年に三菱重工によってT2と呼ばれる国産のジェット戦闘機が開発製造され、2006年の退役まで空自の訓練機として使われた。
中国の脅威に端を発し、安倍政権が集団的自衛権を認めようとする中、国産小型旅客機の開発である。これは、旅客機の名を借りた政府と三菱重工による国産軍用機の開発が目的なのではなかろうかと疑いたくもなる。
とにかく、今、政府がやろうとすることはことごとく戦争につながっている気がしてならないのだ。
メディアはYS11以来の国産旅客機が誕生するなどと能天気に報じたが、問題は何故今なのか、である。
アジアは今、小型旅客機の需要が高まっており、そこに参入するのが狙いといわれるが、鵜呑みにはできない。
自動車ならいざ知らず、飛行機である。今さら、参入するのは無謀なだけではないのか。そこで思い出されるのがゼロ戦というわけだ。
ゼロ戦は第二次大戦中に三菱重工が開発製造した主力戦闘機で、足の長さ、速さは世界に誇る性能だった。戦後は、東西冷戦時代、北方の脅威が囁かれる中、1971年に三菱重工によってT2と呼ばれる国産のジェット戦闘機が開発製造され、2006年の退役まで空自の訓練機として使われた。
中国の脅威に端を発し、安倍政権が集団的自衛権を認めようとする中、国産小型旅客機の開発である。これは、旅客機の名を借りた政府と三菱重工による国産軍用機の開発が目的なのではなかろうかと疑いたくもなる。
とにかく、今、政府がやろうとすることはことごとく戦争につながっている気がしてならないのだ。