今日付けで緊急事態宣言が解除になり、JRAの「日本ダービーから観客競馬実施」宣言を期待したが、さすが親方日の丸、そこはパチ屋と違ってお固い、目下のところ31日まで無観客競馬実施について撤回する意思はないようだ。
今年のダービーは盛り上り必至なだけに、そのあたりを考えたら、いきなりダービーで解禁はリスクが高いと判断したのかも。
そう今年のダービーは久々の二強対決なのである。振り返れば、ドゥラメンテとリアルバースデー以来ではなかろうか。長い歴史の中で二強対決のダービーでは、皐月賞ワンツーがそのままダービーでもワンツーしたことは一度もないし、逆ワンツーさえない。二頭とも飛ぶか、一頭が垂れるかで、必ず伏兵馬が出現しているのだ。
今年の二頭は強力だけに、歴史を塗り替える可能性がありそうだが、どんなに抜けていてもダービーはなぜか結果が出ないのも事実。古くはトウショウボーイとテンポイント(クライムカイザーが二頭を粉砕)、シンボリルドルフとビゼニシキ(二頭とも単枠指定になるも、ビゼンニシキが惨敗)の例がある。古い話で申し訳ないが、近代競馬においても、ダービーだけは皐月の二強で決まった試しがないのも事実なのだ。
ちなみに二強対決の場合、皐月2着馬が雪辱を果たすケースが多い。そうなると今回はサリオスということになるが、どうなることやら。
ドキドキわくわくしながらダービーウィークを楽しもう!