G20と政府の経済対策
G20も終わりました。財政出動が必要、財政出動で協力しようといった点では合意が得られたようですが、アメリカが主張したGDPの2パーセントといった数値目標についての合意は得られなかったようです。
もう、アメリカのいう通りなど、やっていられません、というのが、各国の本音なんでしょうか。
確かに財政出動をすれば、それが、後からどういう問題を起こすかは別として、その時点では何らかの効果はあるでしょう。しかし、日本を始めどこの国でも、無理をせずに巨額な財政出動が出来るような国はありません。
無理に無理を重ねれば、後から、それなりの、咎めが来るでしょう。いつかも書かせていただきましたが、いつまでたっても、経済政策は「財政政策」と「金融政策」と言うのでは、 経済政策の貧困ではないでしょうか。経済学者はもう少し何か考えられないのか、と思う人も少なくないでしょう。
企業では「カネがなければ頭を使え、それがダメなら汗をかけ」などといいますが、国の場合でも「金を使わず(少しは使っていただいてもいいですが)、頭を使った経済政策」というのは考えられないのでしょうか。
動機づけ理論では、
・ 金は、出しても効果はそのときだけ、削ればマイナス効果は大きい、つまり拙い政策
・ 動機づけ、意欲に最も効果があるのは、仕事に意義を発見して、面白いなと思った時
といいます。
日本人が、国のため、世界のために「これをやることが大事だ」と前向きにやる気になるような魅力のある目標を国民に示して、ヒト、モノ、カネ、情報といわれる経営資源を徹底してそこにつぎ込める体制を整え、その上で、何が出来るかみんなで考えたらどうでしょうか。
G20も終わりました。財政出動が必要、財政出動で協力しようといった点では合意が得られたようですが、アメリカが主張したGDPの2パーセントといった数値目標についての合意は得られなかったようです。
もう、アメリカのいう通りなど、やっていられません、というのが、各国の本音なんでしょうか。
確かに財政出動をすれば、それが、後からどういう問題を起こすかは別として、その時点では何らかの効果はあるでしょう。しかし、日本を始めどこの国でも、無理をせずに巨額な財政出動が出来るような国はありません。
無理に無理を重ねれば、後から、それなりの、咎めが来るでしょう。いつかも書かせていただきましたが、いつまでたっても、経済政策は「財政政策」と「金融政策」と言うのでは、 経済政策の貧困ではないでしょうか。経済学者はもう少し何か考えられないのか、と思う人も少なくないでしょう。
企業では「カネがなければ頭を使え、それがダメなら汗をかけ」などといいますが、国の場合でも「金を使わず(少しは使っていただいてもいいですが)、頭を使った経済政策」というのは考えられないのでしょうか。
動機づけ理論では、
・ 金は、出しても効果はそのときだけ、削ればマイナス効果は大きい、つまり拙い政策
・ 動機づけ、意欲に最も効果があるのは、仕事に意義を発見して、面白いなと思った時
といいます。
日本人が、国のため、世界のために「これをやることが大事だ」と前向きにやる気になるような魅力のある目標を国民に示して、ヒト、モノ、カネ、情報といわれる経営資源を徹底してそこにつぎ込める体制を整え、その上で、何が出来るかみんなで考えたらどうでしょうか。