東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

新入生自己紹介 2024 Part17 良知愛子

2024年07月06日 02時11分24秒 | 新入生自己紹介

 

未蘭紹介ありがとう!

幾田りらちゃんに似ている!??

小野花梨ちゃんにも似ているとよく言ってもらえます!嬉しい限りです!!

ちなみに未蘭はロン毛のキムタクにとっても似ています!本人も自覚しているほど似ているので、是非ロン毛のキムタク調べてみてください。

 

 

はじめまして!こんにちは!聖心女子大学現代教養学部の良知愛子です。

ヨット部ではマネージャーとして所属しております。

長崎産まれ、静岡育ちで長崎弁.静岡弁にとても愛着があります。

未蘭が紹介してくれたとおり、ペットはヤギを飼っています。とっても個性的でかわいいですよ!愛おしい存在です。過去には犬をはじめとしてニワトリや亀、ザリガニも飼っていました。ちなみに、ヤギは食用ですか?ミルク用ですか?などよく質問をいただくのですが、違います!(笑)実家は牧場や家畜をしていません。ヤギさんは家族ですね!!

私が飼っていたペット達にはそれぞれの物語があり、とても面白いstoryであると自信があるのでぜひぜひ直接話題に出していただけると嬉しいです!!

趣味は植物を育てること、山登りです。

現在15の種類の植物と一緒に暮らしており、日々植物の変化から癒しをいただいています。お水と気温、光の管理は植物を生き生きさせるために力を入れています!特に冬越は試行錯誤期間で毎年頭を悩ませていますね..

山登りは高校時代によく行っていました。行きつけの山は実家から11km離れた場所にある(満観蜂・花沢山・高草山)の3つの山で、縦走を楽しんでいました。登山15km、サイクリング22kmのセットを半日かけてゆっくり堪能するのが好きで、この3つの山に関しては1日の登山ルーティンが決まっています。そして、筋肉痛を交わすこともルーティンの中に含まれており、慣れっこです!

最近は山の景色を味わう機会が減っているので、夏休み・秋休み頃を狙って登山計画を立てているところです。八ヶ岳、南アルプスあたりに行けるといいなと思っています!

 

さて、ここからは私の高校時代についてお話したいと思います。

高校は静岡県裾野市にある不二聖心女子学院高校に通学していました。

21万坪の敷地を持つ全国で2番目に敷居が広い中高一貫の女子学校(日本一の規模の女子寄宿舎をもつ学校、大河ドラマの舞台になるほど自然の豊かさに溢れる学校)です。

部活は自然探索クラブという部活に所属していました。実はこの部活、私が創設者なのです(笑)。どんな部活であったかお話いたしますと、沢登り・水質調査・水中の生態系(サワガニ)調査・植物の採取(押し花用・木の実工作)・オタマジャクシの飼育・木の名札づくり・キノコの栽培に適する場所探し(設置)・落ちていた羽の持ち主を探す(キジバトでした!)・国産小麦栽培研究…と生物と近くに歩む、そんな部活でした。

毎日違う表情を見せる自然と会話しながら、敷地(土地)を知り尽くそうと好奇心と刺激に溢れた日々を送っていました。

 

また、高校では寄宿舎生活を送っていました。

そうですね..女子校の寄宿舎などなかなかレアで未知の世界ですよね。

想像しやすいように軽くどんな生活をしていたかお話しいたします。

日曜日~金曜日はスマホを学校に預け、公衆電話の生活を送っていました。

常にテレフォンカードを3枚は持ち歩いていましたね。LINEやSNSでの連絡はなかなかできないもので外部のお友達との会話は日に日に減ってゆき悲しかったことを覚えています。そしてスマホが使えないこともあり、高校1年の半年間はホームシックが重症でしたね..

恥ずかしながら、寄宿舎から脱走を試みた日もあったくらいです(笑)

しかしながら、スマホが使えないことのメリットも沢山ありました!

与えられた空間、限られた材料の中で今をどう楽しむか考えられるようになり、なんだかんだ忙しく楽しく過ごしていたのだと思います。

公衆電話に例えますと、簡潔に話をまとめ伝える力を鍛えた時間でもあり、時間に限りがあるからこそ会話により重みをもって家族の存在のありがたさに気づかされる機会でもありました。(いつでも話せるのではないと気づき、一回一回に感謝の気持ちを伝えること。)

問題点としては、気が付けば外の世界の情報に置いていかれてしまうことくらいですかね..おかげさまで、ガッキーと星野源の結婚を知ったのは世に情報が出回った1カ月後のことでした(笑)。パソコン・新聞・友達からの何次情報かも分からない噂から世の中から置いていかれないよう必死になっていたJK時代でありました。

 

もう一つ

寄宿舎で過ごしている限り学校の敷地外を出てコンビニやスターバックスなどに外出することは出来なかったです。なので、学校帰りにお友達と堂々とコンビニに通っている高校生に青春を感じてしまうぐらいに羨ましかったです!

しかし、またまた(笑)このちょっとした不便さにも良い点があるのですね!

寄宿舎では外出できない私達のために、Teaの時間が毎日16時30分頃から用意されていました!そこでは和菓子、日によってはドーナッツやアイスクリームなどを提供していただけるという当時の私からしてみれば1日のモチベーションであり楽しみな時間がありました。4時間目あたりから今日のteaは何かお友達に聞きまわることは、もはや日課でした。コンビニ替わりみたいなものですね!

ビルや欲に溢れる町で過ごすこととは違い、自然の中で過ごすことは感性も磨き上げてくれます!例えば、面白い形の葉っぱを見つけたり、カエルの声に耳を傾けたり、自然を利用した物づくりをしてみたり…

1分待つことすらも長く感じてしまう便利な社会とは違い、自然の中での生活は不思議と時間が穏やかに進んでいくのですね~

なにが言いたいかと言いますと、お菓子にこんなにも幸せを感じることが出来たのも、その小さな一瞬を感じ感謝の気持ちを持つことも寄宿舎の経験がなければ私には感じることが出来なかった(気づくことが出来なった)感覚だと思っています。

頭では理解しているつもりでも感覚を知っている、知らないでは見え方が変わるなと思った瞬間でありました。そして、私が思っていた当たり前に対する尊さをこれからも忘れずに過ごしたいと思います。

不二聖心は私の大好きな自慢の母校です!!

 

ここからはヨット部に入部した理由、これからヨット部で頑張りたいことをお話させていただきます。

私がヨット部に入部したきっかけを考えてみたのですが、偶然の連続だったと思います。

始めはヨット部に入部する気は全くなく、寿帆ちゃんに誘われるがまま気分転換(プチ旅行気分)も含めて付き添い人感覚で試乗会に参加させていただきました。

正直私はあまり乗り気ではなかったのです…。

にも関わらず気づいた時にはレスキューに乗っておりIndiana JonesのBGMが聞こえてくるくらいに気持ちがいい海風を味わっていました。ヨットの上ではトラッピーズをしてLBさんに沢山褒めていただき爽快な気分でいっぱいになりました。

海の上で身体が船体の一部になったかのように風を味方に前進させるスポーツ。自然を相手になかなかなカッコよさでした。

 

しかし私がヨット部に入部したいと想った理由は別の理由からです。

海風を感じられるからではなく(もちろん海風は気持ちがいいのですが…)、海の近くに居られるからでもヨットが好きだからでもなく、伸び伸びと自分自身を成長させられる材料が揃っていると感覚的に思ったからです。

お料理が好きであること(非日常である集団料理の経験をしてみたい!)、高校時代での集団生活の経験をまた新たなものとして活かし合宿生活からブラッシュアップさせること、ぬるま湯に浸かるのではなく本気で熱中したと自信をもって言える4年後の姿が想像できた運動会への期待、葉山から田舎の懐かしい匂いを感じたこと、富士山が見え地元静岡を近くに感じられたこと、中学時代の仲間(要・薫)からの刺激。他者愛を想っての行動が自信ややりがいに私を成長させてくれるとマネージャーさんの気配りに感心を受けました。見えていないところで力を発揮させることに青春を掛けるマネージャーさんがカッコいいなと気が付けば憧れの存在になっていました。私が先輩に憧れるように、こうして歴史が代々刻まれていくのも.多くの方に愛されながら成長し続けるチームであることも、きっとお互いに刺激を与えあう環境が部内で整っているからだと思います。

私は東大ヨット部が創り上げてきた他に例えることが出来ない環境に惹かれたのだと思います。そしていつか私もヨット部の一員として未来のヨット部のため、なにか尽力し残せるものを作りたいと強く思いました。

 

私がこれからヨット部で頑張りたいことは、マネージャーチームで調和しながら美味しいご飯を作り部員全員のご飯の時間を充実させること、何事にも不満足から入るのではなく周りを明るくさせるほどの素直さを持つこと、周りを見る力と気づく力を養うこと、感謝の気持ちを持ち伝えること、柔軟に私自身を変化させ置かれた場所で最大限に咲くことです。

 

欲張りすぎですが、挑戦はこれから始まるのだとウキウキしています。

プレイヤーに負けないくらいの向上心を持って頑張ってまいります!

これからどうぞよろしくお願いいたします。

 

最後に、新入生紹介1番の浅田くんに戻して17名の新入生紹介を終わりにしたいと思います。逆算しなくても結果として自然と物事をこなしてしまう天才肌、浅田くん。笑ったときにできる目じりのしわとほうれい線の深さは彼の人情深さに比例し、またそのクシャっとした愛嬌のある笑顔も彼の才能なのだろう。そんな浅田くんを応援しています!

 

 

以上で新入生17名の自己紹介を終わりにいたします。

まだまだ未熟ですが、17人全員で協力し合いながらこれからも頑張ってまいります。

応援の方どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

良知

 


新入生自己紹介 2024 Part16 山岡未蘭

2024年07月04日 13時10分00秒 | 新入生自己紹介

ひな紹介ありがとう🌟 

 

はじめまして!

文科一類1年の山岡未蘭(やまおかみらん)です。

 

名前はイタリアのミラノから来ていて、秋生まれなので未”蘭”です。生まれは東京ですが幼稚園は英国ロンドン、小学校は東京、中学は米国テキサス州ヒューストン、高校は神奈川県の洗足学園高校の出身です。部活動では中高を通してバレーボール部に所属していましたが、中学で陸上と吹奏楽、高校では模擬国連と色々な校外活動もやっていました。実は副部長を務めていた模擬国連同好会は今ポさんの後輩です。

 

 

ヨット部に入部した経緯はこんな感じです。

もともと昔から私はやりたいことがとても多く、小中高全てで転校したりと何度も環境が変わったのもあり、良くも悪くも何事にも"浅く広く"タイプの人間です。そのせいか目の前の面白そうなことをとりあえずやってみることで新しい発見の機会に恵まれた一方で、これといった趣味や特技が特にないことが悩みでもありました。なので私が大学でやりたかったことの中で、個人的に常に上位にあったのがマリンスポーツとチアだったのでどちらかを大学生活で特技にできたら楽しいかもしれない、ぐらいの軽い気持ちで4月を迎えました。それぞれやってみたかった明確な理由はないのですが、マリンスポーツは定期的に東京から離れて海に行けること、チアは衣装の可愛さが高校時代の私になんとなく魅力的に思えたんだと思います。新歓期は大学から始められるものを中心に武道からインカレのダンスサークル、農業サークルまで毎日のように本当に色々な新歓に参加しました。そもそもですが私が部活を検討し始めたのはせっかく東大に来たのだから、という単純な理由です。元々私は受験生時代から特別東大へのモチベーションが高かったわけではなく、だからこそ入学してからはここでしか出来ないなにかを”狭く深く”やってみたいと思うようになり、気づけば運動部の新歓にばかり足を運んでいました。周りが部活やサークルを決めつつあった5月にも色々な新歓を回り続け、サークル難民の友人と毎日のようにやばいやばいと言い合いながらも最終的な候補は応援部チアと女ラクとヨットに絞りました。3択に絞ってからはかなり迷いましたが、単純に1番やってみたい!と思えたヨット部を選びました。女子率100%の2団体と迷って衆知の通りの女子率のヨット部に来たわけですが、若干クセ強な同期たちや先輩方のお陰で日々楽しく活動させていただいています。同クラと上クラが沢山いるのも心強いです👊

 

ここまでなんだかチグハグな文章になってしまいました。

活動が始まって1ヶ月、本当に少しずつですがだんだん競技のことが分かってきているところです。ヨット部のみならず、私の大学生活の目標は「他人と比べすぎないこと」です。感謝の気持ちを忘れず、自分なりに成長できるよう精進して参ります。

 

それでは同期、先輩方、保護者の皆様、LBの皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

 

次回の新入生紹介は幾田りらちゃんに似ている静岡3人衆の1人、マネのあいこです🫶🏼 実家でヤギを放し飼いしているらしい。海より山派の彼女がどうしてヨット部を選んだのか、気になるところです。

お楽しみに!

 

 

山岡


新入生自己紹介 2024 part15 深澤日菜

2024年07月02日 21時29分55秒 | 新入生自己紹介

咲如、紹介ありがとう!そんな風に言ってもらって嬉しい限りです。まだまだヨットのこともマネージャーのお仕事も分からないことだらけだけど、これからもお役に立てるよう頑張っていきたいと思います!!

 

改めて、自己紹介させていただきます。

聖心女子大学一年、マネージャーの深澤日菜(ふかさわひな)です!写真にも載っている通り、ふわふわのワンちゃんと一緒に生活しています!(1人での写真を載せるのが憚られたので一緒の写真にさせていただきました。。)

よく女の子と間違えられるのですが、純然たる日本男児です。

 

出身は同期マネージャーの2人とは姉妹校同士である東京聖心女子学院です。初等科から12年間同じ学舎で学び、今年ついに13年目に突入しました。女子校でぬくぬくと生きてきてしまったため、ヨット部での毎日は新鮮さでいっぱいです!部活は中高6年間英語演劇部に所属していました。文化部のくせに週6で練習があるなかなかハードな部活でしたが、そのおかげで充実した学生生活を送ることができました。部活以外でも、フィギュアスケートを小学校から高校入学まで続けていました。スケートと言うと、皆さん浅田真央ちゃんだったり、羽生結弦くんを思い浮かべると思うのですが、私はシングルスケーターとしてより、シンクロナイズドスケーティングでの選手生活が長かったです。「なにそれ」とよく聞かれるのですが、シンクロナイズドスイミングのスケート版だと思っていただければ大丈夫です。(気になる方はどうぞググってください。)

当時は、まだ競技自体があまり知られておらず、選手人口も少なかったですが、私はジュベナイルチームに所属していました。中学の時にはリーダーとしてチームで全日本選手権優勝を果たしたのが1番の思い出です。よく自分がリーダーなんてやっていたな、と思うこともあるのですが、昔から自分より人のために動く方が性に合っていたので、マネージャーとしてもその力を発揮できたらなと思っています!

 

ヨット部に入部した理由は、単純に海が好きだからです!ヨット部→海行ける→楽しそう!!

という何とも安直な理由でヨット部の新歓に参加しました。それに加え、大学に入ったら何かひとつ真剣に取り組めるものを見つけたいと思っており、そう考えている時、ヨット部の試乗会の案内を目にしました。とりあえず行ってみよう!という軽い気持ちで参加してみたら想像以上に楽しくてそのままの勢いで2回目の試乗会の際、入部宣言をしていました。

正式に部活が始まってからもマネージャーのお仕事だけでなく、レスキューやLBの方々の船に乗せていただくことも多く、ヨットに関する知識も段々と増えてきたように思います。今後も先輩方や同期のみんなにご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、マネージャーとして皆さんを支えられるよう精一杯努力して参りますのでどうぞよろしくお願いいたします!!

次回の新入生自己紹介はみらん(山岡美蘭)です!コミュ力皆無の私とは対照的に、誰とでも明るく接することができる正真正銘の陽キャです。同期と集まった時いつもそのトーク力で場を盛り上げてくれる上に、先輩方ともすぐに打ち解けてしまいます。東大ヨット部では数少ない女子プレーヤーとして今後活躍してくれること間違いなしですね!

彼女のブログもお楽しみに!!


新入生自己紹介 2024 part14 平井 咲如

2024年06月30日 23時34分05秒 | 新入生自己紹介

野口くんご紹介ありがとう!めっちゃ優しいという言葉をそのままお返ししたいくらい野口くんこそ優しいと思ってるよ!

 

1.自己紹介

 はじめまして!2年入部の平井咲如です。 咲如という名前はかなり珍しく、なかなか初見で読んでもらえないのですが、さゆきと読みます。名前の由来は文字通り「咲くが如し」ということで、花が咲くように周りを照らせる人になってほしいと両親が思いをこめてくれました。私は自分の名前をとても気に入っています!名前に相応しい人になれるようヨット部でも笑顔を忘れずに頑張っていきます!

 

2.生い立ち  

 出身は岡山県で高校は岡山大安寺中等教育学校です。瀬戸内海に面し温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、「星と海のまち」として注目されつつある(?)浅口市で育ちました。空気が澄んでいるため、天体の観測所として選ばれ、国立天文台や東大の望遠鏡が幼い頃から身近にありました。そのおかげで宇宙に対する興味が小さい頃からあったので、宇宙飛行士候補の米田あゆさんの記事でヨット部でのエピソードを見た時は何か運命のようなものを感じました。米田さんは東大ヨット部に入るきっかけとなったという意味で私に大きな影響を与えた1人ですが、私の人生観に影響を与えた人をもう1人挙げるとするならば、それは大村智さんです。

 彼は線虫感染症という熱帯地域の寄生虫が原因で起きる深刻な病気の新しい治療法を発見したことで、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。私が彼のことを知ったのは小学6年生の夏休みに読んだ「大村智ものがたり 苦しい道こそ楽しい人生」という本がきっかけです。彼が大切にしている言葉に「至誠天に通ず」と「一期一会」というものがあります。 「何事にも誠心誠意取り組めば願いは必ず天に通じる」「人との出会いを大切にする」という意味のものですが、この言葉が私のなかに変わらずあるのは幼い頃からの経験が関係しているかもしれません。私は幼い頃から音楽が好きで、3歳からエレクトーン、中高6年間は吹奏楽部でクラリネットを演奏していました。私の人生の1番多くを占めていたのは音楽を奏でることと言っても過言ではありません。

 

3.音楽で学んだこと  

 一つ目の楽器であるエレクトーンですが、初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれません。ピアノにあるような上下鍵盤に足のペダルを加えた3つの鍵盤を使って演奏する楽器で、自分でパーカッションや弦楽器、管楽器を組み合わせ、1人でオーケストラを奏でているような気分になれるところが特にお気に入りです。最初に幼児コースに通い始めたときには10人ほどいたのですが、年齢が上がっていくにつれて辞めるひとが増え、最後は先生と一対一でレッスンを受けていました。たった4小節のフレーズが弾けなくて、その部分だけで1時間のレッスンが終わることもめずらしくありませんでした。レッスン中も自宅で練習している時もひたすら自分の音と向き合うので、思い描いた通りに弾けない自分が悔しくて何度も泣いた思い出もあります。それでもコンクールのときには入賞を目標として、譜面が真っ黒になるくらいに書き込みをして、自分に言い聞かせては練習を続けました。最後のコンクールではリムスキー=コルサコフの雪娘という曲を演奏しました。同世代の出場者と審査員がいるコンサートホールで自分の音だけが響くのはとても緊張します。いつも使っているピンクのUSBがお守り代わりで、それをエレクトーンに挿しこみ今までの練習を思い出して心を落ち着かせていました。人前に出る度胸がついたのはこの経験からだと思います。コンクールの結果は銅賞でした。音の間違いが見られたものの曲に合わせた表現を評価していただけたようで、以前のコンクールで悔しい思いをしていた私は自分としても練習の成果が報われたと感じた瞬間でした。  

 中学校に入学しても音楽が好きなことは変わらず、吹奏楽部に入部することをすぐに決めました。それまでは1人でエレクトーンを演奏していたので、中高6学年合わせて100名ほどの人数で演奏する吹奏楽は私にとってとても新鮮でした。経験者が少なかったため、経験の違う中学1年生から高校2年生までがひとつのバンドで演奏するのは、大変でもありますが、やりがいを感じることの方が多かったです。エレクトーンの時は上手くなるかどうかは自分自身の練習次第でしたが、吹奏楽のようなバンドでは色んな個性を持つ楽器やひとが集まっていて、スーパープレイヤーがいることよりも、曲に対するイメージやそれに合った表現の認識を共有していかに同じ方向をみんなで向きながら音をまとめることができるかの方が大切なんだなと学年が上がるにつれて痛感していました。だからこそ部内最多人数のクラリネットのパートリーダーを務めた時には、同期と相談してパート練習やセクション練習(同じクラリネットパートでも1曲の中で皆んなが同じ楽譜を吹くのではなくメロディー、ハモリなど3種類に分かれていて、セクションはパートよりさらに小さいまとまりです)に特に力を入れて練習メニューを考えました。セクションやパート単位での練習は、個人練ではなかなか気づきにくい自分の吹き方の癖や音量、音程のバランスに意識を向けることができると感じていました。そのため自分が持っているイメージをできるだけ言語化してパート内で共有し、気になるところはパート内でこういう吹き方がいいのではと話し合ったり何通りも試したりして理想の音楽に近づけられるように努めました。このような練習を継続して、目標としていた県大会予選での金賞獲得を達成できたのは、やはり部活で素敵な仲間に出会えたからだと思います。恩師の先生からは「お互いさま」という気持ちを忘れないことの大切さを学び、先輩からはあるべき姿と理想の音楽を学び、同期からは同じ目標に向かって一緒に音楽をつくっていく楽しさを教わり、後輩からは上の学年が教えているようで実際は私たちが後輩から教わることの方が多いんだということを実感させてもらいました。部活でたくさんの尊敬できる人に出会えたことが今でも私にとって支えとなっています。

 

4.ヨット部に入った理由  

 ここまでほとんど音楽の話をしてきたので、本当にヨット部部員のブログなのかと目を疑った方がいたかもしれません。実際私が友人にヨット部に入部したことを話すとイメージにないらしくとても驚かれました。そんな私ですが、ここからはなぜ東大ヨット部に入部したのかについてお話しします。ずばり理由を一言で言うならば、今までと全く違った新しい環境に身を置いて人間としてさらに成長したいと考えたからです。高校を卒業し、昨年大学に入学してから1年間、私は高校の部活と同じくらい熱中できるものを見つけるために、興味を持ったことはとりあえず何でもやってみようという精神で、宇宙関係のイベントを運営する団体で活動したり、欧州連合主催の模擬EUに応募して参加したり、気になる建築物を一目見ようと普通列車で東京から福岡へと一人旅に出たりと勉強からプライベートまで思いついたことを片っ端から取り組んでみました。短期集中で色々挑戦するというような生活を1年間続けていると、上手くいくこともあるけれど失敗して落ち込むことの方が多く、なぜ失敗したのかその理由を繰り返し考えるうちに自分にとって何が大切なのか見えてくるようになりました。大学に入ってから様々な場に行くたびに新たな知り合いが増え、自分にはない専門性や秀でた才能を持っている人にたくさん出会うけれど、どこかひとりよがりに感じてしまうことがあり、何をするかも大事だが、それ以上にどういう人とどういう目標と姿勢を持って取り組むかが自分が成長する上で大切なのではと考えるようになりました。そんな時に今のヨット部2年同期であり、大学1年生からクラスで一緒だった彩葉にヨット部の話を聞きました。ヨット部の先輩方、同期がどれだけ真剣に部活に取り組んでいるのか、それがいかに自主的なものであるかが伝わってきて、これだ!と一瞬でビビッときました。全く違うように思える高校時代の吹奏楽とも何かリンクするものを感じましたし、大学でも彩葉のかっこいい姿をたくさん見てきたので、彼女と一緒に頑張ってみたいという気持ちも大きかったです。今では彼女とヨットに乗ることが夢でもあります。

 

5.ヨット部での目標  

 実際に入部してちょうど1ヶ月が経ちました。まだまだ分からないことだらけですが、2年入部で大丈夫かなという不安な気持ちよりこれからに対するわくわくした気持ちが大きく、毎日が明るく開けた感じがしています。  始まったばかりの部活ですが、これからの部活人生における私の目標は、東大ヨット部全日本優勝に貢献できる選手になることです。長く続けてきた音楽において、目標を達成した経験を前半で書きましたが、一般的に広い視野で見ると決して突出して優れた結果ではないと思いますし、自分も秀でた才能を持っているわけではないと思います。だからこそ、東大ヨット部で全国という舞台で戦える人になるために、これまでの経験で学んだことを踏まえつつ技術面と精神面でこれから心がけたいことをこの場を借りて宣言したいと思います。  

 まずは技術面。セーリングに限らず、自分が目標とするような上手い人を見て学ぶこと、そしてそれを実現するために反省をもとに改善する努力を継続することが重要だと思います。そのために、

・先輩やプロセーラーの練習風景や動画をしっかり観察して目指すイメージを持った上で練習に参加すること

・毎回目標を持って練習し、練習後は毎日10分から振り返りノートにむかう習慣をつけること

・途中入部で差のついている練習時間は自主練に積極的に参加して取り戻していくこと

の3つを徹底していきたいです。  

次に精神面。部活の部員はライバルでもあるけど、それ以上に一緒に成長する仲間だと思うので、まずはしっかり信頼してもらえる人になりたいと思います。

・挨拶

・合宿所の整理整頓、ヨットを大切にする

・マネージャーやLBさんなどお世話になる人に感謝の気持ちを忘れない

のようにヨットの技術以前に基本的だけど大切なことを当たり前にできる人でありたいです。

 そして残り3年間のヨット部の活動を通して

・一度決めたことは途中で投げ出さない

・部活個人に関わらず現状の問題から目を背けず、実現したいことを口に出していく

・問題解決のための方法を考えて周りと話して共有しながら実行していく

上の3つを実行できるような人に成長したいです。成績だけを追い求めるのではなく、みんなで上手くなっていく意識を持って、生活面でも人との関わり方でもどこを見ても恥ずかしくない人になれたらいいなと思います。男子部員の多いヨット部ですが、健康に気をつけて数少ない女子プレーヤーとして負けずに活動していきたいです。

 

6.お世話になる方々へのメッセージ  

 最後にはなりましたが、これからお世話になる方へのメッセージで自己紹介ブログを終わりにしたいと思います。

 LBの方々。東大ヨット部の活動を支援していただき、誠に感謝申し上げます。LBの方々が築き上げてくださったヨット部の伝統と支援のおかげで、新合宿所をはじめとした恵まれた環境で活動させていただけるのだと思います。これから精進してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。  

 先輩方。2年入部であることを考慮して貴重な練習機会を与えてくださりありがとうございます。ひとつでも多くのことを先輩から学べるように練習に打ち込みたいと思います。これからもよろしくお願いします!  

 同期へ。2年生も新入生も同期として受け入れてくれてありがとう。自主練に付き合って色々教えてくれる2年生も、自主ゼミでやる気のある1年生もすごいなと思うことが多くて、これから一緒に活動できることが嬉しいし、楽しみです!  

 家族へ。いつもありがとう!心配させてしまうこともあるかもしれないけど、勉強も犠牲にすることなく両立して頑張っていくので、温かく見守ってもらえると嬉しいです!

 

 大変長くなりましたが、ここまで読んでくださった方ありがとうございました。これからよろしくお願いします。

 

 次の新入生自己紹介は、練習後に話すと一瞬で部員の疲れを吹き飛ばしちゃうマネージャーのひな(深澤日菜)です!魔法の力を持っているんじゃないかと思っています。はやくも上級生レスキューで動画撮影をして大活躍!周りのことをよく見ていてすごいなと感じることが多いので、ヨット部にとって欠かせないスーパーマネージャーになる予感がしています!彼女のブログをお楽しみに!!


新入生自己紹介 2024 part13 野口薫

2024年06月28日 11時18分05秒 | 新入生自己紹介
高田君紹介ありがとう!高田君とは同クラで、彼にはいつも助けられています。
ALESSが順調な高田君とは裏腹に、先日ALESSの教授から、少なくとも私にはあなたが言っていることが分からない、と言われてしまいました。
ちなみに最終提出期限は1週間後です。

初めまして、現実逃避中の野口薫(のぐちかおる)と申します。出身は東京の駒場東邦高校で、同じく新入生の北村君が同期になります。
中高では卓球部で、特にこれといった大会の戦績を残すことなく引退となってしまいました。室内競技ということで日焼けとは無縁の高校生活だったので、日焼けへの憧れがあり、これもヨット部入部の一つのきっかけとなりました。
珍しいことに、同じく新入生の太田薫君と名前が同じで、どっちがかおると呼ばれるか勝負だ!と最初は意気込んでいたのですが、僕がかおると呼ばれたのは累計3回でしたね。
ということで見る影もなく惨敗した僕のことは苗字などで呼んでいただけたらと思います。

新入生ブログを書くということで、僕がヨット部に入部したきっかけを考えてみたのですが、思い直してみると僕がヨット部に入部することになったのは偶然の連続だったと思います。
最初にヨット部の存在を知ったのはテント列の時で、その時はヨット部に入る気は全くなく、「風に対して45度で走る?どゆこと?」ぐらいにしか思っていませんでした。
その後はバド部やアメフト部などの新歓に行ったのですがあまりピンとこず、しばらくの間さまよっていました。
そんな頃同クラのみんなと昼ご飯を食べていた時に、高田君からヨット部をおすすめされ、一回試乗会に行ってみよう、となりました。
急に決めたので、予約が空いている枠がその明日の枠しかなく、ダメもとで申し込んだところ、なんとOKの返事をいただき、試乗会に参加しました。
試乗会でヨットに乗ってみると、優雅にお茶でも飲みながら風に任せて走るというそれまで持っていたヨットのイメージが180度覆され、全身を駆使して風を切る様子に魅了されてヨット部もいいな、と思うようになりました。

さらに同じ高校出身の木村さんと北村さんに食事に連れて行ってもらい、その時に北村さんからこのブログを読むとヨット部の雰囲気がよくわかるよ、と教わりそれから暇なときはずっとこのブログを読んで楽しんでいました。しかしこの時点では入部の決意が出来ずにいました。

その後、本当はヨット部の試乗会は終了していたのですが、木藤さんが最後のクルーザー試乗会を企画して下さり、ここで入部するかどうか決めよう、と思い参加させていただきました。
その日はたまたま先輩方の大会の日で、特別に輩方が大会の準備しているところを見学させてもらい、そこで見たグラサン姿の先輩方がかっこよくて、自分もこうなりたい、と思って入部を決めました。

ということで、ヨット部でお世話になることになりました。なんか面白みのない冗長な文章になってしまいました、、、
ヨット部の活動が始まってからはちょうど1か月が経とうとしていますが、ヨットの技術の方は、タックのたびに頭をぶつけ、ジャイブのたびに沈をする、という惨憺たる有様です。最近はヨットの用語がだんだんわかるようになってきたので、もっと実践を積んでうまくなれるように精進していきますのでよろしくお願いたします!

次回の新入生自己紹介は、僕が新入生の中で一番ヨット愛があるのでは思っている平井咲如(ひらいさゆき)さんです。なんと二年生からの入部で、一年の僕たちともタメ口で話してくれます。めっちゃ優しい。そんな彼女がヨット部に入部した理由とは、、、乞うご期待!!

新入生自己紹介 2024 part12 髙田智彰

2024年06月26日 14時10分50秒 | 新入生自己紹介
大君紹介ありがとう。
ただ、僕は授業切りの剣豪ではないので新入生の誰かと勘違いしているようですね。
というか、先日もう初ゼミの落単が確定した男がいるらしいので、剣豪の称号は彼に譲りたいと思います。

はじめまして、
理科一類の髙田智彰(たかたともあき)です。
よく「たかだ」と間違えられるので、
「ジャパネットたかたの『たかた』で覚えてください」と自己紹介しています。
新歓期には100回くらい同じ自己紹介をしましたね。
このおかげで、みんな苗字は覚えてくれるので嬉しいです。

出身は東京ですが、横浜の幼稚園に通っていて、小学校からはずっと東京です。
なので久しぶりの神奈川での生活ですね。
高校は日比谷高校で、一つ上の代に高校同期の髙畑彩葉がいます。
彼女が入部のひとつの理由になったのですが、詳しい話は後ほどします。
中高では陸上部で短距離や走り幅跳びをしていました。
中学の陸上部はガチガチに厳しく、そのつもりで高校の陸上部に入部したところ、
なぜか陸上部は校庭を使う権利がなく、
その上コロナにぶち当たってしまい、競技場にも行けず、
不完全燃焼で終わってしまいました。

それでは、入部に至った経緯について書きたいと思います。
高校の部活が不完全燃焼で終わってしまったので、大学では何か熱くなれるものを見つけたい!と色んな新歓に行きました。
ただ、僕は小心者なので、
サッカーや野球などの小さいころからやっている人がいるスポーツや、ラグビーやアメフトなどの直接体がぶつかるスポーツは怖く、
大学から始める人が多そうなものを中心に新歓に行こうと決めていました。
対面授業が始まって最初の一週間は、クラスの友達の「○○に行った~」などの話を聞きつつ、どこに行こうか決めあぐねていたところ、
彩葉から新歓こない?と誘われたのでとりあえず行ってみるか!と行くことに決めました。
結局3回行った新歓で一度も彼女に会うことはなかったのですが、海上での疾走感に引かれ入部しようかなと思うようになりました。
ただ、なかなか入部への一歩が踏み出せずにいました。
というのも、新歓で行って楽しかった登山・オリエンテーリング・カーリングサークルはすべて土日が活動日でヨット部と丸被りだったのです。
新歓期というのは、何をしても先輩方がほめてくださるので非常に自己肯定感があがり、何を選んでも充実した生活が送れそうだと錯覚させてくれます。
逆に言うと、どれかに絞るというのは自分の可能性を狭める行為なのではないかと足踏みしてしまうのです。
うーんうーんと悩み、木藤さんと杉山太智さんにご飯に連れていってもらっても決めきることができず、決断を先延ばしにしていました。

入学から一カ月経ち、自分を客観視できるようになってくると、色々思うことが出てきました。
東京大学で生活する中で、常に感じるのは周りの賢さです。
友達の頭の回転、記憶力などに圧倒される毎日で、自分から「東大」を引いたとき、何が残るのだろうと感じるようになっていきました。
これまで努力を重ねてきた学業において、それがアイデンティティになり得ないと気づいたとき、
この四年間で、学業とは異なる何かを真剣に身につけようと思い、ヨット部に入ろうと決意できました。

練習が始まって約1カ月が経とうとしていますが、二回目の練習で熱を出して欠席し、まだ一度も沈をしたことのないヨットのヨの字も知らない駆け出しなのでまだまだ覚えることが山積しています。必死に食らいついていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

次回新入生ブログは
僕よりもはるかに授業切りの剣の腕の立つ男、野口薫君です。
切った授業を取り返すために授業を切るという悪循環から誰か救ってあげてください。
それでは、彼の自己紹介をお楽しみに!

新入生自己紹介 2024 part11 大武琉

2024年06月24日 20時27分30秒 | 新入生自己紹介
かなめ君紹介ありがとう。
はじめまして、
理科一類1年の大武琉です。
苗字が珍しいのでいつも聞き返されます。
高校のテストで、名字と名前を5センチ空けても「おおたけ」と呼ぶおじいちゃん先生がいたくらいです。
呼びやすいんですかね。
おおたけ、だいたけ、だい、たける、呼びやすいので呼んでもらいたいです。


横浜生まれ横浜育ちで、三人男兄弟の真ん中です。中学は公立でソフトテニス部の部長をしていました。開成高校に入ってからはクイズ研究部、天文気象部、テニス部、に入って何もしていませんでした。

僕の最寄りは日吉駅で、かの有名な慶応大学のキャンパスがあります。昼は全国指折りのキラキラ大学生たちで溢れていますが、夜になると皆酔っぱらい、集団で地べたに座り込んだり、別の意味でキラキラ(ゲロゲロ)大学生になります。
その中間というか、中途半端というか、可もなく不可もないつまらない大学生活になりそうだったところを、ヨット部に拾っていただいた次第です。



ヨットに関心を持ったきっかけは、石原慎太郎の「太陽の季節」収録の「黒い水」という話でした。
(太陽の季節は倫理的に問題があるとされていますが、この話は健全な話です。)
海の恐ろしさと壮大さと、そこに立ち向かっていくヨット乗りの姿を描いていて、当時まだ若かった僕(2月前)の中2心がくすぐられました。

実は映画や本に目茶苦茶影響されやすい人間なのですが、1年の新歓シーズンに読んでいたのがたまたまこれで、たまたま自分の中でヨットが熱かったので、試乗会にいくきっかけになりました。勝手になにか縁深いものを感じてます。



無事東大に受かり、ヨット部に入ったはいいものの、動きが鈍い自分が本当に大丈夫なのだろうかとも思いますが、具体的な目標が定まるまでは、とにかく一回一回の練習を大事にして頑張りたいと思います。

扱いづらいとは思いますが、人の役に立ちたいと思う素直な人間なので、どうぞよろしくお願いします。

まとまらない自己紹介にはなりましたが、
次回新入生ブログは
授業を切らせれば右に出るものはいない、
令和の剣豪、髙田智彰くんです。

新入生自己紹介 2024 part10 スミス要

2024年06月22日 23時58分53秒 | 新入生自己紹介
下村悠生くん紹介ありがとう!
上から読んでも下から読んでもでおなじみ(?)のスミス要です!
ぜひこの名前の”スミス”か”要”のどちらかでも覚えていただけるとうれしいです。入学前は、東京大学なのだから世界から色んな人が来てるのだろうなと勝手に思ってたこともあり、英語圏で最多のSmithより和名のKanameで覚えてもらいたいなと思っていました。とはいっても大学で自分の身の回りに他国からの学生がいることはまだほとんどなく、大体の人に”スミス”のインパクトで一発で覚えてもらえてます。瞬間記憶というのですね。名前の「要」について言えば、小学校くらいの時にその名と音が似てるという理由で誰かからキャラメルと呼ばれてたことがあるとかないとか。
ちなみに私の父はカナダ、母は日本出身です。

中学は静岡附属で、高校は静岡高校です。太田薫とは中高が同じで、更にマネージャー1年の良知愛子とは中学が同じです。そして4年生には同じく静岡高校出身の安藤先輩がいます。静岡勢が勢いを増していると言われました。
ここでは中高の部活について話そうと思います。中学では小学生から続けてた陸上をやっていて、基本的には長距離種目でしたが投擲種目もやってました。投擲はマイナーですが、思いっきり投げて奇麗に飛んでいったときの気持ちよさに感動して続けてました。対照的に小中の時苦しいものだとばかり考えていた長距離走については、長距離走をマラソンに置き換えれば意外と楽しいかも!ということで最近再びランニングをゆるやかに始めてみました。
高校では運動系の部活から一旦離れて工学部という、競技プログラミングやアマチュア無線をする部活に入ってました。個人的には競プロはあまり広くない世界だと思ってたので、ヨット部の先輩に競プロ経験者がいると聞いたときはとても驚きました。
ここで部活の話をしたものの、中高どちらの部活も”自由”が強く根付いていて、the 部活 (ビシバシとした感じでキレのある部活をイメージ)という経験はない気がします。だからこそ大学ではなにかしら運動部に入ろうと思いました。

では、なぜヨット部なのか、について話していきます。
さっき言ったようにもともと運動部にどれか1つは入部したいと決めてあったのですが、テント列、サーオリ後、私は迷いに迷ってしまい、躰道部、ボート部、ヨット部の3つの部活のうちどれに入るか決め切れませんでした。水上スポーツに興味があったのでボート部とヨット部、どうしようかなと思っていたら躰道部もかっこいいよな!などと思えてきたのです。向田くんと同じく私もいわゆる優柔不断な人で、ついにどの部活の体験練習にも3回ずつ行くことになってしまいました。世の中には、入部するかしないかを直感で決める人と総合的な観点で決める人の2種類がいると聞きます。私はそのうち後者でいるつもりでしたが、どの練習に行っても鋭く褒められるし、部の雰囲気がいいし(ヨット部だけは独特な感じだった印象)で、全く総合評価はほぼタイでした。
もう、こうなったら!!ということで、直感で自分自身をヨット部に賭けることにしました。その直感には、静岡勢とのなんらかのつながりがあったのかもしれないですし、海上の船に乗っていたいという漠然とした小さいころからの夢があったのかもしれないです。あと、入学式での米田あゆさんのスピーチも少なからず影響しているのかなと思います。僕も宇宙飛行士になれたら!なんて思う自分は夢想家でしょうか。まあ、直感は直感ですし、自分でも言葉で論理立てて説明するのは難しいですね。

ということでヨット部に入りました、スミス要です!まだヨット部の一員として何を目指せばいいのかすら判然としていない私ですが、今後4年間の身をヨットに捧げた者としてすべきことは全力前進のみです。モチベーションは高いです、よろしくお願いします!

次回の新入生自己紹介は、ボート部の体験練習で偶然会ってヨット部で再開してくれた大武琉くんです。よろしく~!

新入生自己紹介 2024 part9 下村悠生

2024年06月20日 23時42分12秒 | 新入生自己紹介
こんにちは 琴帆さんの紹介通り、顔が小さい下村です。高身長で顔が小さいと八頭身!みたいに凄い感じになるのですが生憎僕は背が高くありません。とても残念です。 気を取り直して自己紹介です。 下村悠生といいます。悠生と書いてはるきと読みます。高校は向田君と同じ横浜翠嵐高校に通っていました。向田君とは代が違うこともあり面識がなかったのですが、実は駿台横浜校で同じ先生の授業を代違いで受けていたことがこの前判明し意外な繋がりに話が盛り上がりました(笑)。高校時代は野球部に所属していて、島瀬さん、秋田さんが同じ野球部の先輩だったことは入部の決め手になりました。生まれは川崎で、小学校3年生から5年生の間は台湾に住んでいました。帰国してからは横浜に住んでいて、最寄りの駅は京急富岡です。駒場までは1時間半弱かかる最悪の立地ですが、逗子葉山駅までは片道20分、日曜の夜に同期で最速で帰宅できるのは僕ではないでしょうか。 小、中、高と野球を続けてきた僕ですが、大学では漠然と何か新しいことを始めたいなー、と思っていました。もともとマリンスポーツに興味があったのでダイビングサークルなども検討したのですが最終的にヨット部に入部を決めました。高校の先輩もいて、上クラにも2人ヨット部がいるということ中々に入部を決めやすい環境だったことも決め手ですが、やはりヨットのにのって海上で風をきる、はじめての体験に試乗会で魅力されたのが1番の決め手でした。同クラからも他に2人もヨット部に入部して、嬉しい限りです。 6月になってやっと新入生練習が始まりましたが今は全てに苦戦中です。先輩から丁寧に教わったもやい結びは1日で忘れ、海に出てはレーザーで数えきれない沈を経験しました。それでも上手く風に合わせて船を走らせられるととても楽しく、今はどんどん練習して上達したい気持ちでいっぱいです。小柄な体格なので、ポジションはスキッパーを考えていますが470にはまだ乗ったことがないので、艇種はこれから考えていこうと思います。入部してからそろそろ1ヶ月が経つといえどもまだまだわからないことばかり、そして楽しみなことばかりです。これから頑張っていこうと思います! さて、次の自己紹介ブログは、上から読んでも下から読んでもでおなじみのスミスです。よろしく!

新入生自己紹介 2024 part8 佐藤寿帆

2024年06月18日 02時24分21秒 | 新入生自己紹介
向田くん紹介ありがとう!まだまだ私はマネージャーとして料理は炒めることしかできていませんが、嬉しい言葉ありがとうございます!
紹介にあった通りマネージャーの佐藤寿帆です。私が写っている写真がこれしかなかったため顔が見ずらいと思いますがご了承ください。

まずは自己紹介をします。
私は聖心女子大学の佐藤寿帆(さとう ことほ)です。名前に帆がついていていかにもヨットっぽい名前ですがマネージャーです。出身高校は一つ上の尊敬するマネージャーもえかさんとりなさんと同じ学校である不二聖心女子学院です。静岡にある学校で寮生活を6年間していました。カトリックの女子校だったのですが、自然豊かで野生動物が多くいる学校で過ごしていました。そのせいか少し性格が男勝りになってしまいました。部活はテニスをやっていたのですが、週一しかなく、ほぼおしゃべり会みたいな感じで非常にゆるい部活でした。趣味は野球観戦で実家はとにかく野球が朝から晩まで流れている時が多いです。中高6年間はほぼ山の中にいた私ですが実家は海に近く、小学生の時、夏休みはほぼ海で過ごしてたほどの海好きで、よく肌が焦げていました。なのでほくろが多いことが悩みです。

そんな私は大学生になったら海の近くにいたいなーという気持ちがずっとありました。何かないかなと調べていたらヨット部の試乗体験が開催されていたので同じく1年マネージャーの愛子を誘って参加しました。いざ乗って見ると風がとても気持ちよくてとても楽っかたです!遠い昔にヨットのサマースクールに通ったこともあってヨットを知っていたつもりだったのですが、成長した今乗ってみると当時の記憶と全然違い新しい体験ができてすっかり魅了されました。またマネージャー枠で入るにあたって、同じ中高の上級生がいることがとても安心できるのでヨット部に入る決意をしました。一緒に来た愛子は山派の人間だったのですがハマってくれて一緒に入ることになりました。

まだマネージャーとしての生活は始まったばかりですが、これから上級生にしっかり着いていきながらみんなに頼って貰えるように精進していきます!精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします!

次は誰よりも顔が小さいのではないかと私は思っている、下村悠生くんです!