東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

七帝戦のおもひで。-くるま-

2009年07月15日 21時52分58秒 | Weblog
あんま走らなかった来間です。
でも僕は悟りました。



結局ヨットに大切なのは

1.気合い
2.闘争心
3.折れない心

だと思いました。真面目に。




ちなみにスキッパーは更に

1.クルーへの信頼
2.クローズでの自己陶酔
3.カルシウムの摂取

です。真面目に。



あと、テンションの高さ。



と、こんなんで終わりだとただの僕の自己満なんでやっぱ後輩と未来に残るものを書かないとだめだね。ていうか主将に怒られる。2日目は比較的ロングコースだったので(本船の上からブーイングだったという、でも1位)のコースを書いときます。

スタート(僕)
タケオが右に行きたいと言うので、上スタートをねらう。一回前のスタート(ゼネリコ)を思いっきりしくったので、今回は早めからラインを低めにコントロールしつつ自分も無理せず上3ぐらいを狙う。いい感じに一線のラインができ、狙い通り上3でロケットスタート。

1上(タケオ)
やや出遅れた右2の艇が早々にタック。ちょっと遅れて自艇もタック。ブロー軽くかむ。タックする。右の1艇がついてくる。もう1艇はさらに右へ。
左のやつらの前を切りつつ上にでるとブローライン。返してブローの縁を走る。激伸び。ちょいちょいと上マークアプローチでトップ。タケオ天才。

1下(僕)
上レイラインでタケオが右海面からブローが来るとか言う。でもブローまでけっこう距離があるしブローの動き的に結構右に振りそうな感じ。さらに陸が近くて下のほうでブローを受けると陸ベンでますます右に振りそうな予感。ということでノージャイで有利側(になると思われる)の左海面に出しつつ後続艇の様子を見る。後続艇がみんなパタパタ即ジャイしていくのを見つつも無視。そうこうしているうちにブローが入り始めてやはり右振れ。ブローを受けつつ即ジャイした1上5,6番ぐらいのやつらが伸び始め、さらに即ジャイ先頭艇団は振れ死亡で後ろは大混戦。多分松木はこのあたりで飲まれたのかな。うちはそ知らぬ顔でブローにあわせてジャイブ。ブローで前に出たところで即ジャイ艇団を抑えつつスタボに返して下マークアプローチ。

2上(タケオ)
チャーリー。後続艇がパタパタ左に展開する。後ろを抑えようという僕の意見はタケオに却下される(あれ、これ3上だったかも)。そのまま右に伸ばしてブローゲト。タック。また前にちょっと出る。あんまよく覚えてないけど上マークアプローチ。

2下(僕)
レイライン上ではブローは右も左もあんま変わらんかんじ。コンパス的にも微妙なところ。だけど風もわりと安定してきてこれ以上は振れないだろうし、入ってくるとしたらやっぱ右かな。ということで即ジャイを決定。後続がパタパタついてきたところでこのレグは勝ちを確信する。右からブローが入ってくる気配もあまりなく後続とも距離があったので早めに返して真ん中に寄せて様子見しつつもスピードに集中することにする。その後も特にドラマなく下マークアプローチ。

3上(タケオ)
走るのに必死で興味なし。

3下(僕)
2上と同じ感じで(いや、ちょっと右が優勢だったかな)即ジャイ。しばし走っているうちに左海面から大きめのブローが。右に振れる前の風だなー、多分結構左に振るなーと思って早めに返してブローインを待機。後続艇はそのまま右へいったのでちょっぴり心配。て言うかいつの間にか松木復活してるし。ブローが入ってきたが予想以上に左に振ってうちがそのままフィニッシュレイラインに。右の艇はおそらくオーバーセール。この瞬間完全にぶっちぎり決定。最後ちょっと足らなかったのでジャイブしつつフィニッシュ。



のぼりのコースはタケオが補足してくれると思う。

七帝戦お疲れさんです。

2009年07月15日 00時11分48秒 | Weblog
どうも、OBの森本です。

七帝戦がらみでよかったことを記入しようと思います。
ミーティングや反省で、良かったことっていうのがあんまし出てこないので。

まずは、470優勝おめでとうございます!
実は470優勝ってのは、2005年以来なんだよね。確実にやらなきゃいけない目標なんだけど、なかなか実現することは難しかったのがこの目標です。このことは自分たちの実績として誇りに思ってください。

来間:成績にムラっ気があるけど、大事なところで上位をとってくるのが憎たらしい位です。
特に2日目。はじめのスタート、一上一位回航。風がなくなってノーレースになったけど、素晴らしかった。Nになったことに挫けずに再スタートでも一上トップ、その後後続との差を確実に拡げていったのは良かったと思います。
タケオ:一日目のレース後に凹んでたのは、勝ちたいという気持ちがあるからこそ。悔しそうにしている先輩を見ると、後輩も頑張らなくちゃという気持ちになると思う。ただ、もう少し明るく凹んでね。

松木、K君:こちらの船もも二日目のレースが印象深い。Nとなったレースは3位回航。再スタートではまさかの東大1,2位回航を成し遂げてくれて気持ち良かったです。すごいのがそのあと。一度8位くらいまで順位を落とすも一つずつ順位を上げて最終3位フィニッシュ。落ち込まずに、冷静に順位を上げたことはすごい集中力だなと思った。
OCS2連続というのはすごく反省してほしいけど、他のレースは全部上位に顔を出していた。チャーター艇を短時間であそこまで乗りこなせたのもすごいと思う。

スナイプチーム:
レースはほとんど見れてないっす、すんません。
ただ言えるのは、何回かは前を走れているということ。
今回のレースは片振れしてそれで勝ち負けが一発で決まるというレースはなかったと思うので、前を走れたのはまぐれではないはず。そのレースの何が良かったのかを思い返してみてください。
川口田島はレース経験がかなり多くなってきているので、スキッパーに遠慮せずに物を言い、対等な関係でレースに臨んでください。


運営の方も、大きな混乱もなく、無事に成功して、K君中心にお疲れ様でした。
レースと並行して主将、K、川口はほんと忙しかったと思います。石川、宇田川、早野、相本はレースの運営お疲れさんです。クルマとか近藤とかは運営少なかった分、他艇のケアまで含めでレースに勝つことに集中してくれていたことと思います。
1年生は何も分からないまま本番だったと思うけど、トンペーの3年生が、東大の一年はしっかりしていて羨ましいって言ってたよ。黒豆は風を測ることは完ぺきだったし!!

長々と失礼しました。
お疲れさんでした。