こんばんは。主将の海野です。
現在私は秋イン後からJ24に乗ってます。今まで主将としてディンギーにつきっきりだったという事もあり、ようやく念願のJに乗る事が出来てます。素直に嬉しいです。
ディンギーの方は副将の間邪に任せている状況で、ほんとに同期には感謝しております。
では、練習報告させて頂きます。
現在の仰秀チームはヘルム松山、トリマー岡田、タクティシャン中田というワールド体験組とピット笠原、マストハンド山本、バウマン海野という初心者組という構成になっているという事もあり、”動作”をメインに練習をしております。上下ラウンディングを3周1セットでひたすら回っています。
10月31日は小網代で本格的に練習をする初日という事もあり、チームの息が合わずなかなかうまくラウンディングする事が出来ませんでした。上マークでは、ポートアプローチ後のポールセット、ガイバックからのスピンホイストが、ポールセットが遅れたり、ガイバックが遅れた為に上手く出来ず、ベア後すぐにスピンを張る事が出来ませんでした。下マークではジェノアアップのタイミングが遅れしばしば下回航にスピン回収が間に合わず、残念な感じでした。
これらは動作のつたなさも原因にはありますが、チーム間でのコニュニケーション不足にも原因があるという事になり、MTGでしっかり声を出していこうといことになりました。
11月1日は他の社会人チーム4チームと一緒にラウンディングを行いました。同時に下マークで並んで回航し、2周毎に合わせるというのを繰り返しましたが、最初に1番で回航しても2周すると必ずビリになってしまい、少し差を見せつけられる形になってしまいました。1上まではリードを守りきれるのですが、上回航直後のスピンホイストが遅い為に後続艇に真後ろにつかれて走りづらくなったり、同時にジャイブを返されて内側を取られることで下回航直前には3番ぐらいになって、下回航でスピン回収に手間取って最終的にはビリになってしまうという感じでした。
現在ターゲットにしている全日本J24がゲートマークを採用しているという事で、下回航はクロック周りとアンクロック周りの2通り×スタボアプローチとポートアプローチの2通りで4通りの下回航をやってみましたが、特に回航前にジャイブをはさむアンクロックのスタボアプローチとクロックのポートアプローチができませんでした。理由としてはジャイブをはさむため直線距離としてマークまでの距離が測れない為に、ジェノアアップのタイミングが遅れること、ジャイブの最中にスピン回収を行う為に少し手間取ってしまうことがあげられ、MTGでジェノアアップのタイミングにもう少し余裕を持たすこと、スピン回収の動作をもっと速くする事が課題となりました。
声に関しては皆が意識をしてブローコール、タクティクスに関する会話をできるようになってきて、ようやくチーム感が出てきているなと感じました。
また、この二日間はLBの東郷さんに来て頂いておりました。さらに日曜日の帰りには車で鎌倉駅まで送って頂きました。お忙しい中本当にありがとうございました!
11月3日はLBの中山さんにお越し頂き、ラウンディングをこなしていきました。土日の練習の甲斐あってか上回航では余裕を持ってスピンホイストまでの流れをできるようになり、スピンもベア後すぐに張れるようになってきました。下回航に関してはクロック周りのポートアプローチが最難関でなかなか上手く回航出来ないという事で集中的に練習をしていきました。難しさの理由として、ジャイブをはさむ上に、スピンがスタボ側にある為にポート側に回収するには余計に手間がかかるという事です。最後までなかなか上手く行きませんでしたが、最後の下回航でピットの笠原が驚異的なスピン回収をみせ、上手く回航出来て気持ちよく練習を終える事が出来ました。
声はさらに活発に出るようになってきていてMTGで中山さんからもチーム感が出ているとのお言葉を頂きました。
以上が練習報告です。
これから全日本まで時間はあまりありませんが、どんどん成長する仰秀班にどうぞご注目ください!
世界選手権の枠取ってきます!!