東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

全日本学生ヨット個人選手権大会 in 蒲郡

2017年08月18日 21時26分58秒 | レース反省
こんにちは。
蒲郡から帰って来たら角膜炎になっていたスナイプクルー三年の浅川です。
8/11〜8/14に蒲郡で開催された全日本学生ヨット個人選手権大会に出場するべく、菅原さんと一緒に8/8から蒲郡に遠征しておりました。
8/8日の12時に蒲郡に到着し、台風の影響による強風でその日は出艇を断念しましたが、9日から計測日の11日まで毎日早稲田大学さんと帆走練を主体に練習しました。
早稲田の船と走らせ方やセールシェイプを比べることで、どんどん上達していくのが感じられて楽しかったです。
特に9日は蒲郡の洗礼ともいえる10m越えのブロウがバンバン入るコンディションで、なかなか葉山では経験できないコンディションだったので、とても勉強になりました。
また練習時間外では名城大学さん、金沢大学さん、富山大学さんなどと仲良くなり、ヨットのことを中心に色々なお話をすることができたのでとても面白かったです!

それでは最終リザルトです!

12-18-30-6-20 86点 クラス別総合成績14位

レースは練習日よりも風が弱いコンディションで行われました。海面の当たり外れが大きく、第3レースでは1上も2上もコースを外してしまい、このような順位になってしまいました。総合成績を見れば当初の目標よりはいい順位を取ることができましたし、大学から始めたスキッパーの中では菅原さんが1番になることができたので、その点はとても嬉しかったですが、第3レースの成績がもう少し良かったらクラス別総合シングルを取ることができたなど悔しい点も多々あります。
今回のレガッタでは上位を走る船でも全く叩かない船は少なく、カットレースも成立しなかっただけにどれだけ安定したスコアを取れるかが重要でした。
2人でスタート前にコースを相談し、レース中も周囲の船の動きを注意深く観察することで風を判断し、コースをひきました。
しっかりと自分たちの走りができれば全日本でも前を走ることができるとわかったことは大きな収穫ですが、今回あまりうまくいかなかったスタートや細かいタクティクスなど改善点も多々見つかり、帰ってからの練習がとても楽しみです!
全日本個選で学んだことを部全体で共有し、11月の全日本で揃って前を走ることができるように頑張ります。

また遠征するに際し、中央大学さんと一緒に船を運ばせて頂きました。
僕らは船を運ぶ遠征は初めてで、分からないことだらけでしたが、中央大学さんに親切にして頂き、大変助かりました。ありがとうございました!

最後になりますが、全日本個選の遠征に際し御支援頂いたLBの皆様に深く感謝申し上げます。
今回の遠征はLBの皆様からの御援助に始まり、監督やコーチ、先輩後輩同期、家族や友人など多くの方に支えられていることを実感する遠征でした。
この感謝の気持ちを秋の結果でも示せるように頑張ります。



3年 スナイプクルー 浅川雄基