東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

シアトルワールド

2024年10月24日 22時59分00秒 | 通常練習

お世話になっております。クルーザー班2年の古川です。

引き続きシアトルワールドの振り返りをします。


とにかく悔いが残る終わり方でした。最終レースの日は調子の良かった二日目の海況に似た風待ち後の微風でレースが始まるというものでした。今回のワールドではフォアデッキをポジション固定せず、ヒールの潰し具合を考えて自分は強風時ピット、微風時バウマンというものでした。最終レースは微風でバウマンをやっておりました。結果はスタートで前に出過ぎてリコールが生じ解消のせいで大きく出遅れ思うように順位を上げられず44位フィニッシュ。U25で1位の艇は近い位置でフィニッシュしており最終レース前では20点の差がついていたので二日目と同じようなスタートをできて上位を取れていれば勝てていました。微風(我々の体重で起こせる限界の強さの風)での走りは二日目のレースからもかなり好感触を持ってもいました。強風時はやはり確実に400kgないと厳しいということは今回のワールドで実感できました。最終レーススタート直前ではこのまま進めば下に艇がいるのでスピードを殺さずジャストで出るなら良いスタートでありましたがもし高い位置にいることがわかっていたならば前の艇の下に行く判断を即決でできていたはずでした。その判断をするべき時点で自分はその時のスピード的に高い位置にいるのか低い位置にいるのか自信がないままずるずる下に艇がいるまま大きな進路変更をせずに進み結果リコールとなったのです。位置が高いか低いかに関して自信がないことを伝えるなど、バカロスの情報が見えている人に位置が高いか低いか判断してもらうなど、もう少し後ろに進路決定を委ねるなどもう少しやりようがありました。

とにかくくよくよしてばかりはいられないので全日本選手権に向けて精進してまいりたい所存です。


古川諒真


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