新2年470スキッパーの松前です
今週の練習報告については、吉武がしてくれたのでそちらをご参照ください
僕は、10、11日に開催された神奈川五大学戦に新4年の水石さんとオープン参加してきたので、そのことについて書こうと思います。
スキッパーとしては、東北大線や八景島レースに参加していたので、初レースではないのですが、あの時はスキッパー歴7.8回で微風の中ビリから何番目かを争うレースをしていたので、しょうがないかなという思いもありました。しかし、今回は冬の週5練で動作を鍛えたのもありますし、普段の早稲田大学との合同コース練習に比べれば、周りの船のレベルも自分に近く、他艇と絡めるいいチャンスを下さったので、そこそこ結果を出しながら多くのことを学ばなければいけないと思って望みました。
具体的な目標としては、第1にノーケースノートラブルノー文字、そして周りに流されずポリシーを持ってコースを引くこと(主にスタートやフリーで)、さらにできれば20数艇の中でシングルで帰ってきたいなと思ってました。
初日は6〜8メートルぐらいの強すぎない強風の中4レースをこなしました。
さっそく第1レースでスピンシートがブームに引っかかるという初体験のトラブルが起き焦ってしまい、大幅に下マークをオーバーしてしまいました。第2レースでは上マークレイライン付近でスタボポートでケースを起こしてしまい2回転、第4レースでもまたしてもスタボポートで2回転してしまいました。文字はつけなかったものの、4回転してしまい、防げないケースでは絶対なかったので悔しかったです。
それでも1番悔しかったのは、下有利のスタートシークエンスの中、ラインを流して水石さんと下有利であることをアウター付近で確認したにもかかわらず、本船側に船団が集中しているのを意識してしまい、ついつい本船の方に向かっていってしまいました。結局アウター側に戻ろうとしても時間遅れ、45秒後にスタートラインを切りました。もし、あそこで自分を信じてアウター付近に残り下1から出て即タックしていたらスタボ全艇を横切れたし、一位で上マークを回れたでしょう。ほんとにくやしいというか後悔してもしきれないです。やはりスタートの重要性を改めて痛感しました。
2日目は微風の中、1レースのみ行われました。微風で下げ潮だったのでスタートライン付近に待機していました。ただU旗だったので出てはいけないと巻き直そうとしたのですが、そこで下りすぎてしまいました。もはや気づいた時には時すでに遅くスタートは出遅れてしまいました。
結局、2日通して目標は全然達成できませんでしたが、前日の反省を生かして、ポリシーを持ってコースを引いて他艇と交れたのが唯一の収穫です。
やはりヨットレースというのは、減点方式のスポーツなんだというのを実感しました。前の先行艇を1艇抜くのはどれだけ頑張ってもできるかどうかわからないですが、一瞬の判断ミス、トラブルでは後続艇にバシバシ抜かれていきました。やはりこういうときこそ、冷静な判断力やクルーへの信頼が大切になるのだと思います。
この2日間、うまくいかないことばかりでした。しかし、普段のコース練習ではスタートで潰され、置いてきぼりになりがちですが、今回先行艇や後続艇が何艇もいるなかで競合い、抜いたり抜かれたりの経験ができてよかったです。もちろん結果が出ないとくやしいですが、同時にレースは楽しいもので、もっとレグが長くなってくれ、そうすればあの前の船も抜けるかも、と思いながらレースをしていました。最終日に風が上がって、これからだと気を引き締めたときにAPAが上がったのはほんとに残念です。もう1レース、もう1レースと思うときりがないですが、後悔がないように1レース1レースいや1つ1つの練習に取り組んでいきたいと思います。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
東京大学運動会ヨット部1年 松前亮平
今週の練習報告については、吉武がしてくれたのでそちらをご参照ください
僕は、10、11日に開催された神奈川五大学戦に新4年の水石さんとオープン参加してきたので、そのことについて書こうと思います。
スキッパーとしては、東北大線や八景島レースに参加していたので、初レースではないのですが、あの時はスキッパー歴7.8回で微風の中ビリから何番目かを争うレースをしていたので、しょうがないかなという思いもありました。しかし、今回は冬の週5練で動作を鍛えたのもありますし、普段の早稲田大学との合同コース練習に比べれば、周りの船のレベルも自分に近く、他艇と絡めるいいチャンスを下さったので、そこそこ結果を出しながら多くのことを学ばなければいけないと思って望みました。
具体的な目標としては、第1にノーケースノートラブルノー文字、そして周りに流されずポリシーを持ってコースを引くこと(主にスタートやフリーで)、さらにできれば20数艇の中でシングルで帰ってきたいなと思ってました。
初日は6〜8メートルぐらいの強すぎない強風の中4レースをこなしました。
さっそく第1レースでスピンシートがブームに引っかかるという初体験のトラブルが起き焦ってしまい、大幅に下マークをオーバーしてしまいました。第2レースでは上マークレイライン付近でスタボポートでケースを起こしてしまい2回転、第4レースでもまたしてもスタボポートで2回転してしまいました。文字はつけなかったものの、4回転してしまい、防げないケースでは絶対なかったので悔しかったです。
それでも1番悔しかったのは、下有利のスタートシークエンスの中、ラインを流して水石さんと下有利であることをアウター付近で確認したにもかかわらず、本船側に船団が集中しているのを意識してしまい、ついつい本船の方に向かっていってしまいました。結局アウター側に戻ろうとしても時間遅れ、45秒後にスタートラインを切りました。もし、あそこで自分を信じてアウター付近に残り下1から出て即タックしていたらスタボ全艇を横切れたし、一位で上マークを回れたでしょう。ほんとにくやしいというか後悔してもしきれないです。やはりスタートの重要性を改めて痛感しました。
2日目は微風の中、1レースのみ行われました。微風で下げ潮だったのでスタートライン付近に待機していました。ただU旗だったので出てはいけないと巻き直そうとしたのですが、そこで下りすぎてしまいました。もはや気づいた時には時すでに遅くスタートは出遅れてしまいました。
結局、2日通して目標は全然達成できませんでしたが、前日の反省を生かして、ポリシーを持ってコースを引いて他艇と交れたのが唯一の収穫です。
やはりヨットレースというのは、減点方式のスポーツなんだというのを実感しました。前の先行艇を1艇抜くのはどれだけ頑張ってもできるかどうかわからないですが、一瞬の判断ミス、トラブルでは後続艇にバシバシ抜かれていきました。やはりこういうときこそ、冷静な判断力やクルーへの信頼が大切になるのだと思います。
この2日間、うまくいかないことばかりでした。しかし、普段のコース練習ではスタートで潰され、置いてきぼりになりがちですが、今回先行艇や後続艇が何艇もいるなかで競合い、抜いたり抜かれたりの経験ができてよかったです。もちろん結果が出ないとくやしいですが、同時にレースは楽しいもので、もっとレグが長くなってくれ、そうすればあの前の船も抜けるかも、と思いながらレースをしていました。最終日に風が上がって、これからだと気を引き締めたときにAPAが上がったのはほんとに残念です。もう1レース、もう1レースと思うときりがないですが、後悔がないように1レース1レースいや1つ1つの練習に取り組んでいきたいと思います。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
東京大学運動会ヨット部1年 松前亮平