東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

美容院で話せない。

2020年09月06日 22時22分00秒 | 通常練習

仰秀2年の萩原です。

先週の整備について報告させていただきます。


先週は運動会からの特別な許可を頂き、合宿を伴う整備を行いました。


1日目・2日目 船底塗料を剥がす作業。初めて使う電動ヤスリの威力に驚いたり、シャワーで水かけ合ったりとワイワイしながら外でひたすら塗料を剥ぎました。どうやら自分は塗料の回避能力が低いらしく、アバター度合いの高いこと。「来年こそ先輩に負けないよう華麗に避けてみせる」と誓った夜でした。





(左から3年中野・3年落合・2年萩原)



3日目・4日目 塗料を塗り、乾かしている間に諸々の計測・整備。


俺の方が塗るのが上手いとか言い合ったり、フォアステイの長さが全然違くて慌てふためいたり、(正式な計測方法で図るとぴったりでした。)てんやわんやな1日でした。結果計測も問題なく終わりホッとしつつみんなで整備の終了を喜びました。


合宿

 夏休み唯一かつ4年生にとっては引退前最後の合宿かもという今合宿、3密回避に気をつけながら行いました。マネージャーさんが来てくださり、久しぶりに喋ったり、手作りのおいしいご飯を食べたりと楽しみました。また最終日にはマネージャーの新勧行いました。クルーザー班にとって今年度初めての新勧で、2年である自分にとっては人生初の新勧でした。楽しみと不安の入り混じる気持ちで迎えた新勧でしたが、後にSNSで試乗会について呟くほど新入生に楽しんでもらえて嬉しかったです。ただプレーヤーのコミュ力不足も露呈し焦燥感も抱きました…。


 これで整備・合宿の振り返りは終わりなのですが、味気ないのでもう一つ。


最近ふと思うのはどれだけ周りから吸収できるのかということです。3年の中野さんのヘルム練で、中野さんがスピード感を4年生トリマーから褒められているのを見て、フォアデッキの中でどれだけヨットに熟知できるかが今後の自分の成長を大きく左右しうるとはたと気付かされました。クルーザーのフォアデッキでは自分で動かせることは少なく、どうしたって自分で試行錯誤できないことが多いです。その中で無為に過ごすのではなく、どれだけ周りから吸収できるかが極めて重要なのだと今更ながら改めて思いました。


萩原和眞