お世話になっております、3年470スキッパーの古橋です。
今回は9/21,22に行われた全日本個人選手権関東予選についての反省や感想を兼ねてブログを書かせていただきます。リザルトは東大ヨット部のFacebookや下記ウェブサイトを参照いただければと思います。
今レガッタを終えた所感として、少しはヨットを走らせることができるようになったんじゃないかと思う反面、やはり自分はまだまだ発展途上の段階でしかないということを感じました。上位を走る艇はスタート時の位置取りや加速、上下レグでのコース引き、マーク付近での攻防や回航動作のどれをとっても僕らより上手い、という事実を突きつけられました。
もちろん僕らも悪い部分ばかりではなく、スタートがバッチリ決まった回や、コースが理論に基づいて上手く引けた時もありました。しかし上位を走る艇と決定的に違うのはその確率でした。ヨットというスポーツにおいて3回に1回自分の潜在能力の120%くらいの良い結果を出せたとしても、他2つが良くなければ3回とも80%くらいの成績でフィニッシュした方が全体の成績は良いのです。3年のこの時期になってようやくリスクヘッジという用語の意味を理解できた気がします。このリスクヘッジこそがヨットの難しい部分であり、奥深い部分でもあると感じました。
今までレースに出る機会が少なかった分、毎回のレースでどうしたらいいのか分からない場面も多々あり、もっと堂々とカッチョよく振る舞えたら良いのにと思います。でもカッチョつけすぎて150%の成績を狙ってしまうと大体50%以下で帰ってきてしまうので欲張らず、ただただ目の前の状況を冷静に判断できるよう経験を積んで行きたいです。
季節は秋になり、気づけば関東インカレまで残り少ない日数となりました。ヨットに乗れる1日1日を大切に、ひたむきに練習して行きたいと思います。変わらぬ応援のほどどうかよろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
古橋恒太