東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

春合宿最初の一週間

2023年02月16日 22時28分25秒 | 2023春合宿
お世話になっています。4年470クルーの加藤です。

春合宿第1クールを終えて、改めてこの一週間を振り返ってヨットの実力が落ちていることに気付かされました。主に、火曜日での強風や順風での動作がかなりひどくて、この精度では間違いなく春インで戦えないと思いました。ただ、最近の練習では小松さんの質の高いラウンディングの練習を行っていて、中風以下に関してはなんとなく動作の勘が取り戻せていると思います。
出来るだけ早く葉山に移動して他の大学との実力差を知りたいです。

今年で新合宿所が建つことから、八景島での練習はこの春合宿期間で終わりなのですが、とても寂しく感じます。僕がまだ部活に入りたての頃は早稲田など、色々な大学が他にいたのですが徐々に本拠地を葉山に変える大学が増え、少しずつ閑散としていく八景島のマリーナがある意味競争の世界とは離れた別荘みたいな感覚で、ヨットを楽しむものとして乗る場所になっていました。いつも八景島で流れる音楽も決まっていることから一昨年はどうぶつの森、去年はポケモンで曲を覚えてしまうほど聞いていて、実家のような場所でした。特に夜の八景島の景色は綺麗で色んな大学が同じ場所で生活を送っているのを見て、修学旅行のような貸切気分を少し味わえたりもしました。八景島では一年の頃の最初のホッパー練習の場所であり、いつものびのびと練習していました。と、このように八景島での思い出にはヨットの競争とはまた別の楽しさがたくさん詰め込まれています。また大人になったら絶対に一度はここに帰って来たいです。

対して、新合宿所が建った時のこともとても楽しみに待っています。まずエアコンがついた部屋で寝れる。本当にありがたい限りです。屋上あり、シャワールームありの寮生活、これぞ思い描いていた寮生活という感じで少しの間でも味わってみたかったです。いつも早稲田の新築の合宿所を見て羨ましかった生活がついに実現できることも嬉しいです。ただ色々と新合宿所に向けて基盤や習慣を決めていかなければいけないので、気を緩ませすぎず存分に新合宿所ライフを送ろうと思っています。これも東大ヨット部obの方々の多大なるご支援のおかげです、本当にありがとうございます。これからも私たちの新天地となる1年間を見守っていただければと思います。