東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

川口です

2009年10月16日 15時07分50秒 | Weblog
4357のクルーだった川口です。

期待に応えられなかった。部のみんな、監督、川田さん、OBの方々、ヨット部を応援してくれていた方々すべての期待を裏切ってしまった。
本当にすみませんでした。

来年こそは、雪辱を晴らし、皆さんの期待に応えられるような結果を出せるよう、全身全霊をかけてこの1年間を過ごします。

次期主将 川口和晃



葉山明け_宇田川

2009年10月16日 13時42分02秒 | Weblog
4年生の皆様、十分に労う機会もなかったけれど、お疲れさまでした。

3年の宇田川です。
インカレには30785のクルーで出場しました。

同じスナイプクルーでも、去年とは意味合いが全く違った(と思う)。
去年は人が足りなくなって直前にぴょいっと乗って、最下級生ペアとして気楽に挑んだ。スナイプの特徴も知らず、プラーもデタラメだった。

今回は、1番艇であること、相方にとって最後のインカレであること、スナイプチーム復活を謳ったレースであること、最後はプレッシャーと緊張で押しつぶされそうだった。
プレッシャーを感じるほど守るものがあるはずもなかったんだけど。

チームとしては、8月に急造したメンバーでありながら、山中さんのリードのおかげで団結できたと思う。
しかし、力量をそろえるという面では他大学に及ばなかった。時間不足経験不足も然ることながら、方法次第で総合力を高めることが出来たかもしれない。
私自身はポジション、配艇的にチーム内で一番余裕があったはずだが、他の2艇のケアを十分できてたかと言うと出来てなかった。
3艇レースでありながら下2艇の成績upに気付くのが遅かったのが悔しい。

あとは部全体について。
皆言ってるように、まとまりに欠けていた。
他のチーム、他の艇はお構いなしな空気があった。
それが負けに結びついた。

いまは新しいチーム作りに手一杯でインカレ前のことはどんどん忘れつつあるが、失敗は繰り返したくない。
今年こそ気持ちを合わせて勝利を掴みにいく。



夏が過ぎて・・・(1年川村悠人)

2009年10月16日 11時34分25秒 | Weblog
1年の川村悠人(黒豆)です。ヨット部として初めての夏休み&秋葉山が終わりました。

前半は特に、今まで以上にヨットに乗ることができ、多少なりとも上達できたんじゃないかと思っています。
秋葉山中には怪我をしてしまい、3週間も休んでしまい、他の1年生の仕事を増やしてしまって申し訳なかったです・・・。

インカレのときは3日間運営の船からレースを見ました。
東大としては残念ながら目標とするところには届かなかったのですが、淡青スピンが前のほうを走っていたり、同じ1年の東郷が1上を3位で回航したりするのを見るとうれしかったし、かっこいいなと思いました。

部としては、色々な事件がありました。
自分が今までいかに部全体のことを考えていなかったかを痛感しました。

まだまだ未熟で知識も足りない1年生ですが、これから少しでも責任感あるヨット部員に成長していけるよう、頑張っていきたいと思います。

最後になりましたが、色々と手伝ってくださったOBの方々ありがとうございました。そして、4年生の方々、超忙しかったと思いますが、お疲れ様でした。これからもよろしくお願いいたします。

1年川村悠人

夏が終わり…(一年 岡佐)

2009年10月16日 00時56分04秒 | Weblog
大学に入って初めての夏休みが終わりました。

九月後半は殆どヨットに乗れなかったものの、八月は割と乗ることができました。その時はOBの方に乗せてもらうことが多く、体験程度でしたがスナイプの舵を握らせてもらうことができたり、シングルハンドに乗せてもらえたりして、楽しかったです。

秋葉山では途中抜けてしまったものの、後半は先輩方の練習をVSRから見学できて、これもまた勉強になりました。かなりの雨が降る中、うねりのある波に乗っていく470三艇がとても格好良かったです。
ヨットに乗れなくとも、集団生活は楽しかったです。食事を作るのも前よりは慣れてきましたし、合宿所にも慣れました。
一日中練習し、合宿所に戻ってきて、できるだけ一年生としての仕事をしようとする東郷を見ては自分も頑張らなくてはと思い、長々と
真剣にミーティングする上級生を見ては良い成績を残して欲しいと思う毎日でした。同時に、一連の問題に四苦八苦している様子を見ては、部の運営は難しいということも感じました。

全日本に出場できなかったのは残念でしたが、4年生の最後のレースの運営の仕事ができて嬉しく思います。4年生の皆さま、いままでありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

なんだか感想文みたいになってしまいました。これからはもっと主体的に練習に参加して、主体的な文章(?)を書けるようになりたいです。

最後に…
拿捕についてですが、あの日芽衣子さんを早く船に乗るように急かした一人は僕ですし、船にあるべきものは全部揃ってるか確認するべきじゃないかと頭をよぎったにも関わらず何も言わなかったのに、それからしばらくは自分のせいではないと他人事のように思っていました。
インカレ決勝の夜、あの日以来初めて芽衣子さんに会いましたが、一言も謝ることができなかったです。どうしても言えませんでした。この場を借りて謝ります。
ごめんなさい。





関東インカレ(松木)

2009年10月16日 00時33分40秒 | Weblog
3年、470スキッパーの松木孝憲です。

関東インカレが終わってしまいました。
本当に、終えたというよりも終わってしまったというのが今の正直な気持ちです。

忙しいところわざわざ時間を割いて運営面や金銭面で支えてくださったLBの諸先輩方、
コーチとして熱心に指導してくださった川田さんや浅田さん、
食事や雑務など様々な面でサポートしてくれた1年生やマネージャーさん、
そして3年間もお世話になった4年生の先輩方のためにも、
何としてでも全日本大会に出場したかったのですが、力及ばず9位という結果に終わってしまいました。
本当に申し訳なくて、悔しくて、負けてしまったということがしばらく信じられませんでした。

直接の敗因は、スタートやマーク際の攻防など基本的でかつ最も重要なところで、ポロポロとミスを重ねてしまったことにあるのですが、
それらはレスキューボートの故障や事故、練習での意思疎通など普段の部活の状態が間接的に練習を阻害したことによって起こってしまったものではないかと思います。
これは部活の運営を主に担当していた4年生の責任というよりも、部活の状態を自分で変えようとしなかった部員一人一人の(といっても1年生には荷が重すぎるが)責任だと今になって反省しています。
特に自分は木更津の事件など考え足らずなことが多く、部の運営に積極的にかかわってきたとも言えませんでした。
最後のほうでは度重なる事故のこともあり、その意識の部分も改善されていたとは思うのですが、遅すぎました。
来年度はまず、土台となる運営をしっかりとできるよう、部全体の意識を高めていかなければならないと思います。

今回のインカレを後悔の残らないレースにはできなかったのですが、
最終日の1レース目、チーム3艇で話し合い息ぴったりのスタートをし、3艇まとまって上位を走ったレースは
大きなリスクを背負った戦法だったとはいえ、いい経験に、そして思い出に残るレースでした。

今週からもう、自分たちの世代の部活が始まろうとしていますが、今回の悔しい思い、学んだこと、すべて受け継いで来年こそ全日本出場を果たしたいと思います。

これで引退となってしまう4年生の皆さん、本当にお世話になりました。お疲れ様でした。本当は全日本まで、もっと長く一緒にヨットに乗っていたかったです。

自分を支えてくださった方々、心からありがとうございました。皆さんのおかげでここまでやってくることができました。

下級生と同期のみんな、来年度もよろしく。

4年目のインカレを終えて(4年山中)

2009年10月15日 10時53分13秒 | Weblog
 4年主将の山中です。今週末までは、まだ主将です。

 レースを終えた気持ちは?と聞かれて、「燃え尽きたように空っぽ」と答えたかったところだが、残念ながら「悔しさでいっぱい」と答えざるを得ない。ヨット部で過ごした日々に妥協した日はほとんどなかったが、最後の夏、そして引退試合は不完全燃焼だった。

 自分をはじめとする同期のリーダーシップ欠如に端を発した諸々のトラブル。それ故に全くレースに集中できないどころか、出場すら危ぶまれる環境。自信を深めていたスタートさえうまくいかず、ペースを崩した決勝レース。自分が招いたトラブルで自分の納得できるレースを遠ざけたこと、自分が描いた部活を作りきれなかったこと、それが悔しくて悔しくてここ数日暇さえあれば「あのときああしていれば」と悔いている。

 部の運営を妥協していたわけではない。練習で手を抜いていたことももちろん絶対にない。ただ、勝手がわからず、時間や様々な立場に追われる中でそのときそのときの最適な判断ができず、そういった不器用さや愚かさの蓄積が今の「悔しい」自分を作っている。

 自分が成し遂げられたと自負していることはいくつかある。部の不祥事に対してチームとして向かうべき姿勢を部員に伝え、部活を行う上での然るべき厳しさを敷き、部員をまとめられたつもりである。レースでは、決勝では結果こそふるわなかったものの、久しぶりに東大スナイプも前を走れるということを証明し、ここ数年では最も「スナイプで勝つ上で、何が正しいか」が見えている部員になれたと思う。

 もう一年あったらもっといいチームを作れたのに、という気持ち。もう一年あったらスナイプを全日本レベルにまで引き上げられたのに、という気持ち。今はただのもやっとした悔しい気持ちだが、これはOBという立場から後輩を指導し支えることによってしか晴らせないと思う。川田さんも近藤も言っていた通り、勝つために必要なことはぼくらの中に残っているし、あとはいかにそれをこなすか。川口をはじめとする3年生以下の部員のみんな、これからも一緒に闘っていきましょう。

 最後になりましたが、新艇や淡青Ⅵをはじめ多方面で練習環境を整えご支援くださったLBの皆様、妥協することなく指導してくださった川田さんと浅田さん、食事を含めどんなときも全面的にバックアップしてくれた1年生とマネージャーのみんな、そして家族に、心から感謝を伝えたいです。ありがとうございました。

山中

代替わりです(2年小山)

2009年10月14日 16時11分23秒 | Weblog
こんにちは。秋期関東インカレにスナイプ29279クルーで出場しました、2年の小山です。
まず、インカレでは全然走らず申し訳ありませんでした。8月からスナイプに転向したのですが、短期間ではまだまだこの艇に関して分からない部分も多く、走りや動作に関して研究したいことやスタートへの不安を残したままの出場となってしまいました。

インカレでの大きな負けポイントは2つ。スタートとマーク際でした。
まずスタートに関してはラインにおけるポジション獲りの不味さと船を止めるハンドリング技術の不足があげられます。その意味でクルーとしてもっと船のパワーに敏感になることや、自分でライン見るだけじゃなくスタート全部を引っ張っていく姿勢を今後身につけたいと思いました。
マーク際、特に下マークとサイドマークに関してはどのタイミングで落としだすのか、内側にどう食い込むのかがよく分からず苦労しました。夏まで470クルーとして近藤さんと色々なレースに出場していましたが、スピンに精一杯で周りを見る余裕が持てなかったことが悔やまれます。これも来シーズンの課題としたいです。


インカレでいい経験ができた点としては、1上を上位で回った後順位をうまくキープできたこと。周りの艇がみんなレベル高い有名選手ばっかでドキドキしましたが、リーチングレグや2上のコースなど自分の頭をしっかり使って順位を守れたことは自分にとっても大きな自信になり嬉しかったです。


4年生が引退して、新体制のもとまた冬の練習が始まります。
去年は基本動作を身につけるだけで精一杯だったので、今年はラフやベアひとつずつに関してヒール具合やジブの感じ、船の止まり具合や加速具合を色々実験して研究していきたいと思います。
4年生の皆さん、本当にお疲れさまでした。現役引退してもどんどん練習来て、色々とヨットの技術教えてください。よろしくお願いします。

最後に
インカレを支えてくださったLBの皆さん、一年生。マネージャーさん、本当にありがとうございました。
これからは上級生として部のことや練習のことで頑張っていくので、今後もよろしくお願いします。

2年 小山慧

インカレ反省(2年早野)

2009年10月14日 09時50分19秒 | Weblog
2年の早野龍輝です。
インカレが終わりました。
自分は今期はスナイプクルーとしてレースに出場しました。



まずレースそのものについての反省を述べます。
3日間とも2~4メートルくらいの微・軽風域でのレースとなりました。

スタートで出遅れればそれでビリが確定してしまうような実力であるため、スタートではリコール覚悟で攻めることを心がけました。さすがレベルの高い決勝だけあって、スタートラインに並ぶのが少しでも遅れるともはや入る隙間がないという厳しい展開が多々あり、スタートがいかに難しいかを実感しました。

上りレグでのコースの組み立てについては、軽風で比較的余裕があったため、他艇のミートや大きなブローの流れを常に考えながら上りレグを走ることができました。レースを迎えるにあたって、それまで自分が身につけたことを最大限発揮することを目標とし、常に周りをみて判断して声を出し、スキッパーに伝えることを意識しました。この風域ではミートの際に相手のスタンを切っても、そのまま進んでいってブローをとることで位置関係が簡単に逆転できることを実感できました。

ランニングでは他艇がのぼってくることに注意したり、ブローをコールしたりと、常になにか情報を入れることを目指しました。

決定的に不足していたのが、マーク際での他艇との交渉でした。マークに近づいてきておよその位置関係が確定する場面から、声を出してルームを要求したりすることが、なかなか自分だけでできませんでした。また、実際にゾーン内で混雑した状況に遭遇すると、ルールに基づいて権利を主張することができず、他大学にただ圧倒されるだけの状況が何度かありました。紙の上でのシミュレーションだけではなく、マーク練習中に常に優先の判断ができるようにならなければいけないと思いました。




成績はふるわなかったのですが、この8~10月は非常に成長できたと思います。
クルーとして、どうすればスキッパーの負担をいかに減らし、レースを組み立てていけるかを考えながらセーリングをしていたと思います。なかなか難しいことばかりでスキッパー(東郷)の役に立つことはできませんでしたが、これからインカレまでの2年間の間にどこをどうのばしていけばいいかが少しわかった気がします。

下手ながらも多くのレースに出て、関東の最高のレースに出場できたことは、これからの成長の糧になると思います。また、自分のペアの船を与えられ、整備や管理において責任を課された上で練習を続けたことで、練習やヨットに対する意識が各段に変化しました。少しでも整備のほころびや故障があれば即座に改善することや、壊れやすい個所の点検を怠らないことがいかに重要かを実感しました。



今年は全日本インカレに出場することができませんでした。部としての勢いが削がれてしまうことのないよう、これからは2番目に責任のある代として、競技はもちろんのこと、部の運営に関することにも積極的に参加し、主体的な行動をしていきたいと思います。


最後に、自分にさまざまなことを短期間で教えてくれたスナイプレースメンバーだけでなく、運営やVSRの件でお世話になったLBの方々、朝早くから夜遅くまで手伝いをしてくれた1年生に感謝し、1年後の秋インカレにむけた新たなシーズンを始めたいと思います。



2年 早野龍輝

2009年度反省 4年近藤

2009年10月13日 15時45分40秒 | Weblog
4175で関東インカレに出場した、4年の近藤嵩史です。

ふがいない成績をとってしまい、応援してくださった方々には申し訳なく思っています。

これからはOBということで次の代がこうした方がいいって思うことを、反省を含めて書きたいと思います。

試合をした感じ、絶対にできるようにすると決めた
1、スタートを決める。
2、スピードを落とさない。
3、マークで内側をとる。
を確実に3艇がやれば間違いなく全日本に行けます。インカレ経験が少ない人が次の代になると思いますが、あまり難しいことは考えずにこのことに専念したらいいと思います。

川田さんが流したメ―リスとかは残してあるでしょうか?正しいことなので一度まとめて確認した方がいいです。いろいろ画策するより手っ取り早いです。

モチベーションは大丈夫でしょうか?冬はつらいです。正直ぼくは、朝起きて練習がだるいと思ったことがいっぱいありました。練習を惰性でやっている時もありました。去年のインカレの後あれだけ悔しいと思ったのに。なんのためにヨット部に入って、頑張っているのか忘れないようにしてください。入ったときを思い出してください。ヨットとヨット部が楽しくて仕方がなかったはずです。楽しく真摯に部活動してくださいね。


最後までありがとうございました。行けるときはなるべく行きます。

ディンギー班OB0年近藤嵩史