正直そこまで感慨深くもないですが、ついにリレーブログも現役最後となりました。
今年のリレーブログは、ほぼみんな締め切りを守っていて、内容もよく練られており、とても読み応えがあります。
みんな色んなこと考えてるんですねぇ。
各々が考えて、書いてくれたことを、実際に春合宿で具体的な形で表現してくれると良いなと思います。
さて、僕も例に漏れず色んなことを考えました。とは言っても大体ヨット部のことなのですが。
なので、ヨット部の話しかできません。
具体的には、今のヨット部でどうすれば本当に目標が達成できるのか、スローガンを遂行できるのか、そういうことを考えておりました。
このオフシーズンはヨット部の様々な先輩と話す機会があったのですが、みんな共通して大事にされていたことは、やはり「練習量への拘り」でしょうか。
僕らも代交代してから大事にしてきたものではありますが、やはりそこへの拘りが強い。
ヨットは乗り物だから、乗ってなんぼだと。
圧倒的な経験値を持つセレクション勢に、量だけで勝負することはできません。
効率よく、頭を使って、適切に努力することは必要です。根性だけでは上手くいかないことは多いし、何より頭使わないと、無駄が多くなるし。
でもそれは前提であって、量を確保しないと話にならない。
もちろん脳死になるのは良くないですが、そもそも僕らはまだ、練習しすぎて効率が悪くなるほどの量を確保できていない。
これはヨット競技に止まらず、ヨット部全体でも同じだと思います。
まず手を動かすこと。
しんどくても、寒くても、とりあえず手を動かし、足を動かす。
まず、今自分が何をすべきなのかを考えて、行動する。当事者意識ですね。
ヨット部は忙しいです。1日のスケジュールに無駄はありません。基本的に何もしなくて良い時間はほぼないのではないでしょうか。
(というか、頭を使ってしっかり動いてやっと終わるくらいのタイトさだと思います。)
動いて初めて、頭を使うことが活きてくるのではないかと思います。
と、偉そうなことを言いつつ、ブログも締め切り直前になってしまいました。
上に書いたことは、自戒でもあります。というか自分に刺さりまくってます。
リーダーとして、上級生として、この春合宿、誰よりもタフな存在でいたい。
東大ヨット部がタフで賢い組織になれるよう、まず自分から動く1年、春合宿にしたい。
これを肝に銘じてここからの全7クール、精進して参ります。
次は、最近大人になりつつある高原くんです。
乞うご期待。
ディンギー班主将 調亮太郎