憂夢
自身の魘うなされで覚醒する
そんな事が
間間ある
決まって後味の悪い
架空の物語の
その陰気だけを
残滓のように抱えて
夜が再生の部屋なら
そのlivingに不似合いの
ただ
自堕落な招かれざる客のように
憂夢
自身の魘うなされで覚醒する
そんな事が
間間ある
決まって後味の悪い
架空の物語の
その陰気だけを
残滓のように抱えて
夜が再生の部屋なら
そのlivingに不似合いの
ただ
自堕落な招かれざる客のように
木偶の論理~target~
優れた人物をターゲットにするのは
自身の成長を促進する手段として
有効な一つの方策かも知れぬ
但し
冷静沈着に思慮し
ほんとうの偉人や傑物や偉業やの
足下にも近付けぬ先達を
選択してはならない
百に一つも
追い掛け,追い付き,追い越そうなどと
野望を抱くに如かない
大人物や,大偉業や,大御所やの
到底叶えられない事やモノを
無謀なtargetに・・
挫折や,諦観や,自己嫌悪や、焦燥やの
奈落や煉獄の
四苦八苦に陥らぬ為にも
押し合い圧し合い・・
太陽を孕んで・・
滑るなよ~
侏儒の言質~meetingまで~
意識を潜め
唯一無二のその時を待つ
詩神は
必ずや応えて下さる
すべての感覚を研いで
そのミーティングまで
秘密のsuiteki ・・
其々の主張!!・・
其々のinochi・・
天然jewelry・・
待てば必ず・・
05/23 10:04pm 万甫
最後の未来
自分が軈てこの世から居なくなる
人生は跡形もなく消去される
今はまだ
とても合点がいかないけれど
今昔,東西,内外の諸事万端を
冷静に分析してみれば
その事実は
覆し様も無い真実で
如何様に歪曲しようとも
それは
唯一無二の出来事になると
納得させられ,思い知らされる
だから・・,如何した?と
答えの無い返事を待つけれど
最後の未来は
万人共通に有無の無辺に在る
微睡
午睡の微睡まどろみから
正気に戻る寸前の
余福のような
余禄のような
余徳のような
余喜のような
潤沢の分秒を味覚する
それは,当に
悦楽の束の間
恍惚のひと時
四苦の隙間に錬り込まれた
刹那の満悦
Boleroのように
一聯の言葉の波涛が
一節の言語のmelodyが
一蓮の言辞の塊りが
僕の空海を占領し
僕の中枢神経を逆撫でし
僕の灰白色を蠢かせる
そんなひと時の快楽
そんな囚われの幸福
そんな耽溺の刹那がある
languageの魔力
言の葉の魅力
言辞の福音
boleroのように
我が髄脳に伝染してゆく
愛しいinochiの楽曲よ
聖人君子
僕は聖人でも君子でもなく
巷を徘徊する幾万の
唯の市井の輩にすぎないので
of course
喜怒哀楽に,妬み,誹り,恨みつらみ,
毛嫌いする,鳥肌立つ,虫酸が走る,
悪寒がする,etcの感情も
土竜叩きのモグラのように
頭を出しては打たれて沈み
後悔しては又後悔の
情けない愚行蛮行を繰り返している
それが生きていることの証
それはきっと必要悪
誰も彼も似たり寄ったりなのだと
小癪な
納得顔を散らつかせながら・・
聖人や君子には
どんなに足掻いても到底なれないのだ
凡庸の器に収まって安泰のこの身は
Good morning
その朝の目覚めの様で
その夜の睡眠の質を
感知することがある
良い朝は
何とも言えず,軽いのだ
悪い朝は
何とも言えず,重いのだ
漠然と覚醒する朝は
良否何方でもなく
善悪のけじめもなく
平凡で何気ない朝だ
つまり
こんな他愛ない事を
ポエムに
仕立てようとする
今朝の此の時間帯は
頗る良善な
夜と朝という事例なのだ
いい日に!! 05/17 05:40 万甫
問いの山塊
代弁者は誰だ?と
真夜中の問いが降って来る
お前の是非の
spokesmanは?と
(my or me)
お前のinochiの
正邪を荷うのは,尊卑を手懐けるのは
代理者は誰だ?
僕の一部の,或いは
僕の全部の
僕の知らない百面相の僕
(I or you)
どの様に正当化する?
どうすれば正当化できる?
百眼のどれが
己の正眼だと直訴できる?
誰に主張?何の口角?
生きるとは
問いの山塊を崩してゆく事
百聯のdream
一炊の夢だったか?
それとも一睡の幻だったか?
とにかく
その無意識の劇場で
僕は無秩序に繋がる
百聯のdreamを見る
一コマの刹那で有ったり
早送りの短編だったり
mosaic模様のStoryだったり
highlightだけの筋書きや
負の遺産のflashbackや
激情の連なりや
怨念のsceneや
回春や惜春や想春や青春やの
連環する輪廻のstageを
一炊の夢物語だったか・・
一睡の回顧録だったか・・