降って来るもの

写真と散文とぽえむ

普遍なるもの

2025-01-14 21:30:10 | 詩 31

 

     普遍なるもの

 

高高、数十年の道行きならば

その短い旅路の間に

普遍なるもの一つ

発掘したい

邂逅したい

保持したい

何時でも心に秘めるsoul

そういうもの一つ

抱き留めたいと希求する

 

例えば

心を籠められるもの

心が寄りかかれるもの

心に満たされるもの

けれど

まだ

確かな感触の

普遍なるものとの遭遇はない

終着駅が見えそうになっても

未だ

その感触を掴めない

 

もしかしたら

その為に吾に書く事があり

その為に読むことがあり

その為に交わることがある

或いは

普遍なるものなど

この一瞬の生老病死の旅中では

明かされぬものなのかも知れぬが・・

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 始点に | トップ | 普遍の時へ~詩31・後書き~ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿