こんばんは!
こんなに爽やかな秋の道南
此処、函館には市民の足としてまだ「市電」が走ってます
懐かしい
行先は
立待岬でしたが・・
その途中に、多感なる青春時代、僕に少なからぬ影響を与えた詩歌人「石川啄木」のお墓が在ると知り、それなら是非にも寄って手を合わさなければ、、と。
※石川啄木
岩手県に生まれた”漂泊の詩人”。「東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたわむる」がよく知られる歌ですが、その啄木が、21歳の5/5から9/23まで函館の青柳町に住んだ日日が啄木の「幸せな132日間」と言われている。彼は生前、”死ぬときは函館に行って死ぬ”と手紙に残す程にこの町を愛し、此処で60首の函館の歌を残している。
ー函館の青柳町こそ かなしけれ 友の恋歌矢車の花ー
ーこころざし得ぬ人人のあつまりて 酒飲む場所が 我が家なりしかなー
※啄木とその一族の墓は、望み通り立待岬に向かう小高い場所に函館湾を眺めるように在る。
正面に行けば、石碑には「東海の・・」の歌が刻まれている。
暫し来し方の我が青春に想いを馳せて・・、立待岬に向かう。
眼前は「津軽海峡」なのだ。青い空海、この上ない至福の時 明朝へ
10/10 21:57 万甫