徒然
四時三十五分、後ろ髪惹かれながら、蒲団の中の温もりを抜け出す。スケジュールに特別の一行のないSUNDAYの普通の一日が始まる。他の曜日のように当たり前に割り振られている”予定”の無い時間割。その分量だけは確かに心持の重量は軽減されている。けれど、穏やかな推移の隙間に微かな戸惑いも生じているのにも気付く。この先の時刻に潜んでいる、何かしら漠然とした喜楽の有り様にも気懸りの種を撒いてしまう自分がいる。
こうしてmemo用紙を前に赤いink付きのballと遊んでいると、はてさて何を血迷ったのか、若しかしたら半覚醒の悪戯か?三色ball penの中から有ろうことか、何と赤を選んで気付かぬ風にこうしてlanguage達と絡んでいるwriterの天然呆けにも、些かの驚きを隠せないのだ。
直にニ十分、三十分は過ぎ去る。珈琲メーカーに大きめのマグカップが一杯に成るほどの水と、少し苦めになるように大匙に山盛りの粉を入れスイッチをONに。冷水で洗顔しトイレを済まし、スッキリ気分で手足・腰・膝の曲げ伸ばし運動を熟してから、”オムロン自動血圧計”を左腕に巻き付け日課にしている血圧と脈拍を測る。「113/75 65」うん、毎朝こんなものだ!と一個の安心を得る。そうこうしているうちに電波時計は五時を過ぎたと表示する。
さてそれでは、並並に注いだマグカップを持ってPC机の在る和室に戻り、スイッチをONにして何時もの朝の仕様に入る。ペンを指先に変換し前頭葉を全開にして暫く朝の愉しみに没入するのだ。若しかしたら待っていてくれる人が居るかも知れない”道南warpⅩⅣ”は週初めの月曜日から書き継ぐとして、今朝は「徒然」なるままの一頁を・・。
頓ひたすら
生死の理に
たった一度の例外も無いから
僕等はそれぞれのその日の為に
幾万の夜を眠り
貪欲に食欲を募らせ
無限の学びに挑み
束の間の快楽に遊び
存ながらえる為に錬磨し
医術に凭もたれ懸かり
長生きの薬を飲み
その総ての仕様の為に
頓,汗を搔く
頓,お金を欲っして稼ぐ
目的は一つ
行き着く先は一ヶ所
疑う余地なしの真実に向いて!!
何か,不思議・・
inochiのfeeling