信念
花火のように
暫く導火線を伝ってから
language模様に拡がることもあり
流星のように
一瞬に繋がる一行も有り
天の川のように
相愛の期間を置いて
漸う結ばれる一篇も有る
時にはlanguageの欠片も見えない
曇天が続き
暴風雨の後の放心状態のまま
行き暮れる日常も有る
詞の日照りに躁鬱の巷で
嘆息の日だったりするけれど・・
それでも
其処に星の煌めきは起きると
其処に陽光の惠は届けられると
其処に季節のpresentは有ると
身の裡に
言語への渇望が存在すると
変わらずに信じてきたから
それが唯一
不変の信念だったから・・
今が有る
此処に、もう一人の僕として
此処に、万甫が暮している