グッド・トイ2021受賞おもちゃイベントーMODUー

 

3月19日土曜日にグッド・トイ2021を受賞した

デンマークのおもちゃ「MODU」のイベントを行いました。

 

 

 

柔らかい手触りの良いブロックパーツにプラスチックのジョイントバーを差してペグ差し遊びをしたり

 

 

 

凹凸パーツを活かしたバランス遊びに挑戦したり

 

 

 

 

 

 

ダイエット器具にも?!

 

 

 

 

 

 

スーパーベビーチェアを夢中で作るお父さんもいましたよ

 

 

 

 

 

 

パーツが大きいのでダイナミックな遊びや作品が作れるのも嬉しいポイントですね。

お母さんたちからは「保育園にあったらいいなぁ〜」なんて声も聞かれました。

 

6ヶ月から6歳ごろまで子供の成長に合わせて長く遊べて

耐久性があり、片付けも簡単

 

MODUは保育園・幼稚園にピッタリです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

閉館後は、MODUの研究をしている弘前大学の増田教授にお越しいただき、

おもちゃ学芸員と職員に向けて「MODUとこどもの発達」というテーマのお話をしていただきました。

 

 

 

実際に、手のひらサイズの小さいブロックおもちゃと鬼ごっこ、MODUで遊んだ時の様子を録画し子どもたちや保育者の言動を細分化した結果、

MODUには他のおもちゃと違った特性として

『児らの運動や想像を引き出しやすい他に、「誰か(家族や仲間、いると想像される他者)とがいっしょ」を促す要素が含まれているのでは?』

という研究結果が見えてきたということでした。

 

確かにイベント時でも「親子で」「兄弟で」一緒に遊ぶ様子が多くみられました。

 

増田先生はこれについて

『大型であるがゆえに、パーツを並べたり重ねたりバーでつないだりするとき、独力では制限がある。
                      ↓
         誰かと協同的に活動しないといけない状況が自然につくられやすい。』

とおしゃっていました。

 

おもちゃによって必然と、誰かと自然に協力できる環境が作られる MODUにはそんな力があるのではないだろうか

という事を学びました。

 

 

後半部分は少し難しくなりましたが、百聞は一見に如かず です!

 

国内で遊べる場所は限られてしまっていますが、

東京おもちゃ美術館では必ず1セットを常設展示していますのでいつでも遊べますのでいつでもお越しください。

 

 

 

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