散歩中、遠くに真っ白い花が咲いている庭木が目に入りました。
近づいてみるとヒイラギ(柊)でした。
蜜のようないい香りが漂っており、ミツバチも群がっていました。
青空に真っ白い花が映え、きれいでした。
一見ギンモクセイの花に似ていましたが、香りは全然違っていました。
ヒイラギ(柊)は、葉のトゲに触れるとヒリヒリ痛むことから、古語の「ひひらく(疼)」に由来するそうです。
「ギ」は「木」のことで、「ひひらく木」が語源とか。
「柊」が当てられたのは、「疼」と関連づけられたと考えられるそうです。
木々や花の名前の由来などをみてみると、おもしろいですね。
ヒイラギは、節分に鰯の頭をつけて悪鬼を払う風習もあります。
きれいな花でしたが、名前も風習も葉が由来のようで、この樹木は花より葉が重んじられているようです。
こんな大きなヒイラギでした。
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