四季折々

~感じるままに~

とんど

2024-01-14 06:12:21 | 日記・エッセイ・コラム
無病息災を祈るなどの正月の伝統的な行事 “とんど” が行われていました。
地方によって呼び名は違うようですが、広島地方では「とんど」「とんど祭り」と呼ばれています。

昨日14:05に火入れされました。



太田川高瀬堰のすぐ上流右岸の河川敷です。(安佐南区八木9丁目辺り)
約400m離れた対岸から写したものです。

たまたま通りがかり、たくさんの人が集まっていて気づいたものです。


横殴りの強風が吹いていました。



消防車が2台止まり、草地に燃え移らないよう放水がなされていました。

上の方が焼け落ちたのは14:15頃でした。



本来なら一気に上方に燃え上がるのでしょうが、横風により中々燃え上がらなかったようでした。

こんな河川敷でした。

向こうの山は阿武山です。平成26年8月豪雨で大土砂災害の起きた山です。


とんどは、門松や注連縄など正月飾りや、古いお守り、神札、書き初めなどをお焚きあげし、
その炎で暖まりながら、餅を焼いて食べたり、竹筒で酒を酌み交わしたりし、無病息災や豊作
などを願い合うなど、地域の絆を結ぶためにも大切な行事でした。
今回見たとんどでも、燃え落ちている最後の写真には竹の先に挟んだ大きな餅が写っていました。
近年でも毎年各地で行われ、正月の風物詩にもなっていましたが・・・
ここ数年はコロナ禍によりほとんどの町で中止されていたようです。
私の住む住宅団地の町内会では、今もなお中止が続いています。
高齢化が進んでいること、準備や後片付けも大変なので、たぶんもう再開できないだろうと思います。



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