四季折々

~感じるままに~

アオイ科の仲間たち

2024-07-08 05:17:52 | 写真・花
町のあちこちで今、よく似ている花を見かけます。
大小違えど似たもの同士、アオイ科の花たちです。
昨朝のウォーク中見かけた花たちを並べてみました。

その1 ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花) 別名:タカサゴフヨウ(高砂芙蓉)




こんな小さな花です。

アオイ科ヤノネボンテンカ属の草本低木で、原産地は南アメリカとか。
花径は5~6㎝と小さく、花色は白色で中心部は濃い赤褐色。
葉が矢尻のような形であることが名の由来とか。
別名のタカサゴフヨウは、フヨウやムクゲに似ていることが由来だそうです。

その2 ムクゲ(木槿)







アオイ科フヨウ属の落葉樹で、原産地は中国とか。
日本へは古く渡来し、平安時代初期には既に植えられていたそうです。
花色は白、ピンクなど様々で、中央に模様入りや八重など多数あります。
花径は5~10㎝で、メシベはまっすぐに伸びています。
葉は卵形で葉縁鋸歯があります。

その3 アメリカフヨウ(別名クサフヨウ)










別の場所でも出会いました。


     

大きな花です。
アオイ科フヨウ(ハイビスカス)属の多年草で、原産地は北アメリカとか。
草丈は40~200センチで、背の高いもの低いものがあるようです。
花径は15センチ以上の大型で、花色は赤、ピンク、白。葉は花よりやや小さい卵形とか。
メシベの真っ直ぐではなく、先端が上向きに曲がっていました。

同じアオイ科でも様々、原産地も様々・:・
なのに同じ時季に開花。植物の世界はおもしろいですね。

コメント
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