白いハンカチと黄緑の桜

白いハンカチと黄緑色の桜がきれいでした。
ハンカチノキとギョイコウ（御衣黄）です。　
ひろしま遊学の森（県緑化センター）で咲いていました。

ハンカチノキ
　　　

　　　
白い花びら（本当は花びらでなく苞という葉）がそよ風にゆらゆらと揺れていました。
昨年の実が一つ残っていました。

　　　
こんな１本でした。
ハンカチノキはミズキ科の落葉高木で、中国の四川省・雲南省付近原産とか。
属名のダビディア で呼ばれることも多いそうです。
白い2枚の苞葉が垂れ下がりよく目立ち、ハンカチのように見えるので、この名がつけられたとか。
「幽霊の木」などとも呼ばれているそうです。

ギョイコウ（御衣黄）
　　　

　　　

　　　
山桜の一種のようで、葉っぱも出ていました。
ギョイコウは、バラ科サクラ属で、日本原産の栽培品種のサトザクラ群のサクラだそうです。
オオシマザクラを基に生まれたのだとか。
名前の由来は、江戸時代中期から見られ、花弁が貴族の衣服の萌黄色に近いためとか。

昨日午後に訪れたものですが、周りの木々の若葉もきれいでした。