坂東三十三観音霊場・第12番札所の慈恩寺を参詣する。
大宮駅から東武野田線に乗換え、豊春駅でおりる。歩くと、慈恩寺までは40分かかる。15分以上は歩かないことにしている。ここからタクシーで行ったが、タクシーがなかなか来なかった。運転手は中国人女性だったが、昨今の情勢から、中国人は悪いと思われてしまうとこぼしていた。
慈恩寺は824年に慈覚大師(円仁)により開創された。最盛期はには13万5千坪の境内と66の堂宇があったようだが、自然災害と明治の廃仏毀釈により、ほとんどを失う。
往事の壮大さは見る影もない。お寺らしい雰囲気はなかった。門も塀もない。
本堂は1843年に建立されたもの。
授与所に誰もいず、社務所で声をかけた。住職さんが出てきました。ノンビリしたものだった。
慈恩寺参詣で、坂東三十三観音霊場は17ヶ寺をまわったことになる。やっと半分終わった。残り16ヶ寺。