昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

「祭りの夜(改)」  (十九)

2013-07-10 20:06:00 | 小説
この作品は、リメイク版です。 五、六年前でしょうか?  HPに掲載した作品です。 子どもの正義感、というでもいうべき内容でした。 中坊時代の想い出として、高校時代に書き上げた物です。 今回、聡からの手紙という形で、少し話を膨らませました。 ---------- 小屋を一周したその奥の裏手に、煌々と電燈が灯り、プンプンと酒の匂いがする別の小屋があった。 十畳いやもう少し広いだろうか、板塀の小屋だった。 小さな窓から中を覗き込むと、七八人が車座になっている。 そして並々と注がれたコップ酒を、次々に空にしていた。  . . . 本文を読む

NTTコム リサーチ

NTTコム リサーチモニターに登録!